たばこ増税で禁煙挑戦、喫煙者の53%に ファイザー調べ
米製薬大手ファイザーの日本法人が16日まとめた調査によると、喫煙者のうち「10月のたばこ増税をきっかけに禁煙に挑戦する」と回答した割合が53.3%に上ることが分かった。禁煙意向者のうち52.8%は「増税前に挑戦する」と回答。禁煙しない人でも32.2%は「本数を減らして対処する」と答えた。同社は「社会で禁煙・分煙の機運が広がる中、増税は禁煙などを決める大きな要因になっている」としている。
調査は8月13日~9月9日の間、インターネットで実施。喫煙者9400人(全国47都道府県の男女100人ずつ)から回答を得た。
政府は昨年12月に1本あたり3.5円のたばこ税増税を決定。日本たばこ産業(JT)は需要の落ち込みを補うため、1箱(20本)あたり110~140円と増税を上回る値上げを発表している。〔NQN〕
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