iAdは、cookieなどの技術を利用し、広告の表示回数を制御したり、ユーザの関心に合った広告を配信したり、広告効果を計測したりします。ここまで聞くと、なんとなく「自分のiPhone/iPod touch上の操作が、Appleに監視されている感じが気になる...」という方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、Appleのサポート情報「How to opt out of interest-based ads from the iAd network」では、iAdをオプトアウトする方法を公開しています。

 やり方はカンタン。

『iOS 4』のSafariから「oo.apple.com」にアクセスしましょう。「You have successfully opted out(オプトアウトに成功しました)」とメッセージが表示されればOKです。

ただし、オプトアウトしても、表示される広告数が減るわけではなく、匿名情報に基づいた関連広告は表示されますので、ご了承を。また、匿名ベースではあるものの、Appleによって、位置情報の追跡は行われます

ちなみに、このモバイル広告ネットワーク「iAd」は、7月1日からスタートするそう。iAdに自分のことを嗅ぎまわられたくない方は、『iOS4』をダウンロードしたら、この方法でオプトアウトしておいたほうがよさそうですね。

[iLound via All Things D]

Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)