グラストンベリー・フェス反省会を終えて。フェス前、フェス後の施設の拡充が課題に

グラストンベリー・フェス反省会を終えて。フェス前、フェス後の施設の拡充が課題に

グラストンベリー・フェスティヴァルの運営陣は来年から主なステージ以外の施設の拡充を強いられることになった。

地元メンディップの役場が今年のフェスを評価・反省する報告書をまとめたところ、そうした改善点が指摘された。

今年の成果については「比類のない大成功」としながらも、問題になったエリアでは主だったステージが終演した以降の時間帯に極端に盛り上がるなど「あまりの成功が却って仇となってしまい」キャパシティ増設の必要性があると、報告書では指摘しているとBBCは報じている。

また、報告書によると、今年のグラストンベリーでは本開催の2日前の水曜日の時点ですでに13,872人の観客が来場していて、例年は平均して4,000人程度だったことと比較すると、主なステージと興行が金曜日に始まる前の時点で小さな会場への負担が大きくなっていたという。報告書は、より早い段階からさらなるライブやエンタテイメントを上演する可能性についても触れている。

「グラストンベリー・フェスティヴァルは安全なイベントである」と報告書はしながらも、こう述べている。「ただし、その安全性はさまざまな複雑な要因がからまってかろうじて達成されているもので、その関係性がいつでも保障されていることを前提にすることはできない」。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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