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「誰だっけ…?」にならないために!人の顔と名前を早く覚える方法


■親近感がわくように工夫してみよう

相手のことを覚えるには、まず「相手に興味を持つ」のが第一歩。名前を聞いたら、早速話しかけてみましょう。

<名前を聞いたら、とにかく呼んでみる>
人の顔と名前、どう覚えてますか? (Excite Bit コネタ) | エキサイトニュース
一度名前を聞いても、呼ぶ機会がなければ忘れてしまう可能性大。名前を聞いたらできるだけ自分から呼ぶようにすることで、覚えるのはもちろん、相手との距離を縮めるきっかけにもなります。

<名前についての質問をしたり、あだ名を考える>
人の顔と名前を覚えるライフハック(2) – ライフハック心理学
珍しい名前だった場合は、出身地や由来を尋ねてみるなど、少しでも相手の名前に関する知識を増やせるような工夫をしてみましょう。自分の家族や友人、有名人などに同じ名前の人がいたら、その話題を出すのもいいですね。また呼びやすいあだ名を付けることでも、親近感がわき印象に残りやすくなります。

■名前以外の情報とリンクさせよう

人は何かを記憶する時、それに繋がる他の様々な物事を関連づけて記憶しています。その性質を利用し、「名前」とリンクするその他の情報を一緒に得ておくことで、記憶を引き出しやすくしてみましょう。

<名刺をもらったらメモを取る!>
人の名前と顔を全力で覚える5つの方法 | nanapi[ナナピ]
名刺管理の達人 | コクヨのヨコク | コクヨ
一度にたくさんの人と名刺交換をした場合などは特に、後で「どれが誰の名刺なのか分からない!」という状況になりがちです。名刺を交換したら、その人の印象や会話の内容などをメモする習慣をつけてみるのはいかがでしょうか?

<顔の特徴や出会った時、場所にも注目>
人の顔と名前を一致させて覚えるいい方法を教えてください。 *サイトの紹介だけでなく 実体験だとうれしいです。 →実体験ならURLナシでも可、ということです。.. - 人力検索はてな
こちらは「人力検索はてな」での「人の顔と名前を覚える方法を知りたい」という質問に対し、他のユーザーから寄せられたアイデアです。「相手の顔の特徴に注目する」「いつどこで会ったのかメモしておく」「身近な人や有名人と同じ名前なら、関連づけてみる」「写真を撮らせてもらう」「声で覚える」といった方法のほか、相手がお客さんの場合は「その人が買った商品とあわせて覚える」というのも有効です。

■“自分に合った覚え方”を見つけよう

最後にご紹介するのは、人が持っている「多重知性」を利用する方法です。「多重知性」とは、ハーバード大学のハワード・ガードナー教授が提唱した「知能には色々な種類があり、人それぞれがそのいずれかに優れていたり苦手だったりするもの」という考え方。一見難しそうな言葉ですが、その内容はとてもシンプルです。

これでもう困らない?『人の名前を覚えるための5つのTips』 - POP*POP ? 世界のおもしろニュースをクオリティ重視で
こちらのエントリーで紹介しているのは、次の5つの方法です。

1.言語的知性を活用する:相手の名前を「すでに知っている言葉」と関連付けて覚える。(語呂合わせなど)
2.空間的知性を活用する:「名前の通り陽気そうな人だ・・・」というように、「名前から想像するイメージ」を「相手の顔」と関連付けて覚える。
3.対人的知性を活用する:相手から名前を聞いたら、「○○さんですか。いい名前ですね。」というように復唱する。
4.内省的知性を活用する:相手の名前の印象について考えたり、由来や意味について想像する。
5.音楽的知性を活用する:名前にリズムをつけて口ずさんだり、好きなメロディにのせて覚える。

先ほどご紹介した「名前を呼ぶ」「名前について質問する」「顔などのイメージと結びつける」といった方法に加え「名前にリズムを付ける」というユニークな方法もあります。


相手は自分の名前を覚えてくれているのに、自分だけ忘れてしまった場合などは、特に気まずいですよね。「人の顔や名前を覚えるのが苦手!」という人は、ぜひ試してみて下さい。


Title Photo by Aidan Jones

文: 飯塚朋子

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