こんばんは傍島です。

iTunesライブラリから離れられず、iPhoneとAndroidケータイを二台持ちなんですが、それぞれの魅力が犬と猫のようで楽しい日々を過ごしています。

さて、Androidケータイ用のアプリを開発している方や、アプリのレビューをする機会のある人であれば、ユーザーに詳しく知ってもらう為に、動画が使えれば...と考えたことはないでしょうか? もちろん、丁寧な解説とスクリーンショットは必要ですが、百聞は一見に如かず、動画で説明すると説得力は高まります。ただ、下準備が面倒だったり、操作が面倒だとやる気がなくなってしまうので、手軽に使えるツールをご紹介します

続きは以下で。

 『Android Screencast』を使えば、端末で操作した内容をQuickTime形式で保存できます。Android Screencastは、Javaで開発されているため、Javaの実行環境が必要です。よって、Android SDKをインストールしておく必要があります。Androidのアプリを開発している方であればインストールされているはずなので、面倒な話にはならないはずです。

使い方は、すこぶる簡単です。まずは、PCとAndroidをUSBケーブルで接続します。次に、Android Screencastを起動するワケですが、その前にAndroid SDKに添付されている「Dalvik Debug Monitor(ddms)」を起動しておきます。これで、Android Screencastを起動すると、ウィンドウ内に端末の画面が表示されるはずです。この状態で「Record」をクリックしてビデオの保存先を決定すれば、準備完了です。

以降は、端末の操作結果がビデオに保存されます。高いフレームレートは出ていないので、速い操作をするときれいに記録されません。一回の操作ごとに2〜3秒の間を空けてやると、見やすいビデオに仕上がります。以下は、端末を操作する様子を納めた動画です。

下準備は必要ですが、簡単に使えるので、何かの機会に一度お試し下さい。

[Android Screencast]

(傍島康雄)