ネットリサーチ（モバイルリサーチ）なら、調査設計から集計・分析まで、インターネットリサーチ「ネットエイジアリサーチ」

　モバイルリサーチを展開するネットエイジア株式会社（本社／東京都中央区、代表取締役：三清　慎一郎、以下ネットエイジア）では、「インターネットショッピングに関する調査」をモバイルリサーチ（携帯電話によるインターネットリサーチ）により実施し、全国の20歳〜39歳の男女、852名の携帯電話ユーザーの回答を集計いたしました。 今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をモバイルリサーチによりタイムリーに提供してまいります。


＜ネットエイジアリサーチ調査結果＞

◆ 携帯電話からのネットショッピング経験　女性は65.0%
　　SNSの利用状況別では「非利用者」が4割半ばに対し「GREE利用者」では約7割
　回答者全員に「パソコンや携帯電話からインターネットショッピング（以下、ネットショッピング）をしたことがあるか」を単一回答形式で聞いてみた。全体では「パソコン、携帯電話の両方から行ったことがある」が43.7%、「パソコンからのみ行ったことがある」が28.9%、「携帯電話からのみ行ったことがある」が13.8%であった。それぞれをまとめた「パソコンから経験あり（計）」は72.6%、「携帯電話から経験あり（計）」は57.5%となった。性別で比較をすると、「パソコンから経験あり（計）」は男女間にそれほど差が見られなかったが、「携帯電話から経験あり（計）」では大きな差が見られた。また男性では「パソコンから経験あり（計）」が74.5%、「携帯電話から経験あり（計）」が49.9%で両者に24.6ポイントの開きが見られたのに対し、女性では「パソコンから経験あり（計）」が70.6%、「携帯電話から経験あり（計）」が65.0%で両者には5.6ポイントの差しか見られなかった。ネットショッピングに使う端末は、女性はパソコンと携帯電話を同じくらい使いこなしている、ということがうかがえる結果となった。
　次に「mixi」「GREE」「モバゲータウン」「Facebook」「MySpace」のいずれか一つでも利用している回答者を「SNS利用者」、いずれも利用していない回答者を「SNS非利用者」として比較を行ったところ、「携帯電話から経験あり（計）」で大きな差が見られた。「SNS非利用者」グループが45.9%であったのに対し、「SNS利用者」ではそれよりも15.9ポイント高い61.8%が「携帯電話から経験あり（計）」と答えた。利用しているSNS別で比較を行ったところ、「mixi」ユーザーでは「パソコンから経験あり（計）」「携帯電話から経験あり（計）」のどちらについても全体よりも若干高い数値になり、それぞれ76.6%、60.2%という結果になった。また、「GREE」ユーザー、「モバゲー」ユーザーでは「パソコンから経験あり（計）」よりも「携帯電話から経験あり（計）」の方が経験した割合が高く、「GREE」ユーザーが70.8%、「モバゲー」ユーザーが68.7%であった。
　また母数が少ないので参考値ではあるが、スマートフォンの利用別で比較を行うと、「スマートフォンを利用している」グループでは「利用していない」グループよりも「パソコンから経験あり（計）」、「携帯電話から経験あり（計）」ともに経験した割合が高く、それぞれ83.0%、66.0%であった。

◆ ネットショッピング　コンビニ決済利用率で男女差
　「パソコンからネットショッピングを行ったことがある」と答えた618名に「どのぐらいの頻度でパソコンからネットショッピングを利用しているか」を単一回答形式で聞いてみた。最も多かったのは「2、3ヶ月に1回程度」の26.5%で、次いで多かったのは「半年に1回程度」で23.5%であった。「月に1回程度」以上の割合を累計した「月に1回以上（計）」では29.3%と約3割、同様に「半年に1回程度」以上を累計した「半年に1回以上（計）」では79.3%と約8割という結果となった。性年齢別で見ると「月に1回以上（計）」では男性25〜29歳で42.0%、女性35〜39歳で38.3%、男性30〜34歳で37.4%と、これらのグループが他グループと比べて比較的高い結果となった。
　次に、同じ回答者に「パソコンからのネットショッピングを利用する際に利用する支払い方法」を複数回答形式で聞いてみた。最も多かったのは「クレジットカード」で65.4%であった。以下「代引き」が37.1%、「コンビニ決済」が31.9%と続く。性別で比較すると、「コンビニ決済」で大きな差が見られ、男性が22.9%であったのに対し、女性はそれよりも18.4ポイント高い41.3%がこの方法を利用したことがあると答えた。
　続いて、こちらも同じ回答者に「パソコンからのネットショッピングで購入したことがある商品」を複数回答で聞いてみた。最も多かったのは「CD・ビデオ・DVD」で、61.3%がこのように答えた。以下「衣料・アクセサリー・ファッション」が59.7%、「書籍・雑誌（マンガを除く）」が54.9%、「家具・雑貨・小物」が39.8%、「食品・飲料」が35.3%と続く。性別で比較をすると顕著な差が見られ、男性では「家電製品」「コンピューター関連製品」「車・バイク用品」などが女性と比較して高く、逆に女性では「衣料・アクセサリー・ファッション」「化粧品・ヘアケア」「医療品・健康食品」「映画・イベントチケット」「家具・雑貨・小物」などが男性と比較して高いという結果になった。
　また、「携帯電話からネットショッピングを行ったことがある」と答えた490名に「どのぐらいの頻度で携帯電話からネットショッピングを利用しているか」を単一回答形式で聞いてみた。最も多かったのはパソコンからと同様、「2、3ヶ月に1回程度」で28.2%であった。「月に1回程度」以上の割合を累計した「月に1回以上（計）」では22.6%と、パソコンから行う割合よりも6.7ポイント低いという結果になった。同様に「半年に1回程度」以上を累計した「半年に1回以上（計）」では72.4%で、こちらもパソコンから行う割合よりも6.9ポイント低いことがわかった。性年齢別で見ると「月に1回以上（計）」では男性25〜29歳で28.8%、女性20〜24歳で33.2%と、これらのグループが他のグループよりも比較的高かった。
　次に、同じ回答者に「携帯電話からのネットショッピングを利用する際に利用する支払い方法」を複数回答形式で聞いてみた。全体で最も多かったのは「クレジットカード」で56.5%であった。以下「代引き」が39.6%、「コンビニ決済」が32.4%と続く。性別で比較すると、パソコンと同様に「コンビニ決済」で大きな差が見られ、男性が21.3%であったのに対し、女性はそれよりも19.6ポイント高い40.9%がこの方法を利用したことがあると答えた。またこちらもパソコン同様、女性では「コンビニ決済」が「代引き」を上回る結果となった。
　続いて、こちらも同じ回答者に「携帯電話からのネットショッピングで購入したことがある商品」を複数回答で聞いてみた。最も多かったのは「CD・ビデオ・DVD」と「衣料・アクセサリー・ファッション」で49.4%がこのように答えた。以下「書籍・雑誌（マンガを除く）」が37.8%、「化粧品・ヘアケア」が29.4%、「家具・雑貨・小物」が29.0%と続く。性別で比較をすると、男性ではトップが「CD・ビデオ・DVD」で、「書籍・雑誌（マンガを除く）」「衣料・アクセサリー・ファッション」など続き、女性では「衣料・アクセサリー・ファッション」がトップで、それに「CD・ビデオ・DVD」「化粧品・ヘアケア」が続く結果になった。

◆ 携帯電話からネットショッピングをしない理由、「操作が面倒」男女で差
　「パソコンや携帯電話からネットショッピングをしたことがあるか」という設問で「パソコンからのみ行ったことがある」もしくは「どちらもない」と答えた362名（携帯電話からのネットショッピング経験はない）に「携帯電話からのネットショッピングを利用しない理由としてあてはまるもの」を複数回答形式で聞いてみた。最も多かったのは「携帯電話では画面が見にくいので」が52.5%で、半数以上の回答者が利用しない理由として挙げた。以下「商品の検索がしにくい」が44.5%、「パソコンからで十分だから」が37.0%、「操作が面倒」が31.8%と続く。男女間で大きな差が見られたのは「操作が面倒」で男性が37.3%であったのに対し、女性はそれよりも13.3ポイント低い24.0%であった。


注：本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。


□ 調査概要（クローズド調査）

□ 調査内容



■ネットエイジア株式会社　マーケティング事業本部　担当：山名（ヤマナ）
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