指のないロボットハンド、器用にコップを持ち上げる 24
ストーリー by reo
Dedicated-To-Fujiko-Fujio 部門より
Dedicated-To-Fujiko-Fujio 部門より
danceman 曰く、
指がないのに、飲み物を用意したり絵を描くことのできるロボットハンドが開発されたとのこと。そもそもロボットの指は不器用であり、なかなか思うようにコントロール出来ないということで、Eric Brown 氏を中心とするイリノイ州、シカゴ大学の研究者らはそれまでのロボットハンドとは全く違うアプローチで実験を行ったのだそうだ (本家 /. 記事、ScienceNOW の記事より) 。
操作されたロボットハンドには指がなく、コーヒー豆や小さなガラス玉を詰めた薄手のゴムの袋である。このゴムの袋は、対象物の形に合わせて収縮し変形する。対象物が硬く乾いていて、複雑な形をしている場合は簡単に操作することができるそうだが、プラスチックの円盤のように平たかったり、綿のように多孔性の物は上手く握ることができなかったようだ。
それでも、対象物の表面面積の 1/4 を覆うことができれば、だいたい何でも持つことができるという。ScienceNOW の記事の動画でも、その手さばきを確認することが出来る。
当然のように本家でも ドラえもんへの言及コメントが見受けられる。
ど、ど、ど、 (スコア:2)
ドラえもんの手、そのものだ。
次は、オバQの手、希望。
ロボット工学者の間で、こんなディスカッションが行われたと想像 (スコア:3, おもしろおかしい)
( ロボットハンドを作ろうとしても、力加減の制御が難しいんだ。>
( そっと掴むと、掴んだ物体は落ちてしまうし、>
( といって、強く掴もうとすると、壊れやすいものは壊れてしまうだろ。>
( 下手すると、指がスカって何もつかめないこともある。>
( これじゃ、ロボットの手はペタリハンド方式にするしかないだろ?>
< いや、そのりくつはおかしい。)
Re:ど、ど、ど、 (スコア:1, 興味深い)
>多孔性の物は上手く握ることができなかったようだ
どら焼きは掴めないってこと?
どらやき?大丈夫 (スコア:0)
https://secure.wikimedia.org/wikipedia/ja/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%8... [wikimedia.org]
Re: (スコア:0)
両手で食べたらええやん。
Re: (スコア:0)
大丈夫です。
最近のドラ焼きは衛生上の理由でフィルムで個包装されています。
Re: (スコア:0)
Re:ど、ど、ど、 (スコア:2)
曰くヘタレが主人公では見向きもされないとかなんとか。
Re:ど、ど、ど、 (スコア:1, すばらしい洞察)
ドラえもんはのび太をスポイル(甘やかして駄目にする)しているから駄目だろうという意見を時々見ますね。
便利な道具の後にはしっぺ返しが来る話が多いように思うけど、便利な道具を与える時点で駄目なのかな。
コーヒーの粉が一番 (スコア:1)
ラテックスの袋に挽いたコーヒー豆を入れて、物体に接触させて形状が変化して密着したところ、空気を抜いて袋を硬くするみたいですね。また試作品には、自立型掃除機ルンバの開発元が参加しているみたいです。
http://tinyurl.com/3y338kv/ [tinyurl.com]
粉体クラッチ (スコア:2)
機械翻訳
それを引き起こしてから袋。 収縮が小さいわずか 1%の変化はボリュームがテストの研究者がオブジェクトをつかむが多かったが、十分に。
鉄粉袋と磁気でもできるかも。静電気で硬くなるものもありそう
Re: (スコア:0)
なんでサブジェクトを本文の1行目として使うのか
Re:コーヒーの粉が一番 (スコア:2, おもしろおかしい)
ラテックスの袋もコーヒー豆もうちにあるが、空気を吸いだすのに口を付けるのが、なんとなく抵抗がある。
簡単にドラえもんハンドができるなら娘の前で実演してみたいが、それは父親としてやっていいかどうか、判断に迷う。
Re: (スコア:0)
父 「これはおっ○いなのだよ」
娘 「ホント!? じゃあアタシ、吸...(ry」
Re: (スコア:0)
注射器使えばいいじゃない。
#ハンダ吸い取り機の方がいいかも?
typo (スコア:0)
> Eric Brown 氏を中心とするイリノイ州、シカゴ大学の研究者らはそれまでの
> ロボットハンドとは全く違うアプローチで実験を行ったのだそうだ (、ScienceNOW の記事より) 。
カッコ内の「、」の位置にリンクがあるけど、なにかのtypoでしょうか?
Re:typo (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0, オフトピック)
うっぷす、ご指摘 thx です。修正しました。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
持つというより (スコア:0)
Re:持つというより (スコア:1, 興味深い)
鉛筆立てに入った複数の鉛筆から一本だけ取り出す事は出来なさそう。
鉛筆立てごとぶちまけて、散らかった鉛筆の中から一本を拾うんだろうか。
片付ける手間が増えていやだなぁ
Re:持つというより (スコア:1, 興味深い)
人間であれば普段は意識せずに行っていますが、動作としては Pick と Grip はかなり異質なものです。
この装置の場合はあくまでも 新型の Gripper装置 なのでしょう。
(参照先の動画で Unversal Gripper と称されていますし)
Pick動作に限れば、1mm以下の極小部品を間違いなく取り扱う装置も(機械製造工場などで)広く実用化されていますね。
Grip動作に限定した場合、対象物の硬さや形状を気にせず広範に扱えるというのは、人間の幼児程度と同等か若干上回る能力に匹敵するでしょう。
硬さや形状に大きな制約がなく、「平たかったり、綿のように多孔性の物」などといった表面の質感あたりに課題が移行しているのは、まさにひとつのブレイクスルーではないでしょうか。
食指が伸びない (スコア:0)
オッパイを揉むのは難しいんじゃないかな。
触手的なあんなことやこんなことをさせるのには、まだまだ改良が必用なようだ。
手にこだわらなくても (スコア:0)
象の鼻みたいなものも有りだと思うんだ。
Re:手にこだわらなくても (スコア:1)
今回のロボットハンド、
対象物を覆ったところで空気を抜いて手を硬くして掴む作りですが、
そもそも象の鼻も対象物を覆ってから、空気を吸い込んで掴んでるわけで、
手、というよりは文字通り象の鼻に近いのでは?