実はすみだ、なんてキャンペーンもありますが、「実は墨田区にあった」と言われて真っ先に思いつくものといえば、やはり現在建設中の東京スカイツリーではないでしょうか。
先日、付近に行く用事があったので、幼少期にタワー近辺に住んでいた土地勘を活用し、まだあまり人が集まっていないと思われる、スカイツリーの撮影スポットを探ってきました。地図と、そこで撮影した写真とともにご紹介させていただきます。
■柳島バス停前の歩道橋
水面に映る「逆さツリー」の撮影スポットとして有名になった十間橋。ここは平日でもだいたい、カメラを持った人がいます。お正月などは橋の上に人だかりができるほど。しかし、タワーが634mに到達してからは、コンデジや携帯のカメラでは、橋の上から逆さツリーを構図に納めるのが難しくなっています。というわけで、ちょっと西に離れた撮影スポットがこちらの歩道橋の真ん中です。
手前の道路が、スカイツリーの根本に向かって伸びているのも嬉しいですね。遮る電線もありません。歩道橋は2人分程度の横幅しかないので、あまり長居しないようご注意を。夜に、長時間露光で撮ると、流れるヘッドライトと一緒に撮影できそうです。■都営バス「門33」の車内から見上げるスカイツリー
お次は、歩道橋前にある柳島バス停から、都営バス「門33」系統に乗り込みます。この路線でなくとも、浅草通りを通るバス路線であれば、同じアングルで撮影可能です。浅草方面へのバスであれば、進行方向右側を。亀戸方面へのバスであれば、進行方向左側の席を狙います。
写真に見える、業平2丁目の歩道橋付近で、信号待ち停車したタイミングで撮影しました。押上駅からこの歩道橋まで移動して、撮るのもありですね。混まないバスなら、ゆっくり座りながら撮影できます。
■展望喫茶アサヒスカイルーム
先ほどのバスに乗ったまま、「吾妻橋一丁目」バス停まで移動し、アサヒビール本社ビルの最上階にある「展望喫茶アサヒスカイルーム」も、座ってツリーを眺められる穴場です。記事TOPの動画は、ここで撮影しました。
上の写真ではガラスに映りこんでしまいましたが、ガラスとカメラをかなり近づけられるので、映り込みはなくそうと思えばなくせます。スカイルームの隣にある「ラ・ラナリータ 吾妻橋店」では、より近くにスカイツリーを観られます。入店時に、スカイツリーの見える席を希望すると、案内してくれるそうです。この日はちょうどランチタイムとディナータイムの狭間で、入れませんでした。ご飯を食べながら観たいなら、営業時間を確認の上どうぞ。
以前、SSAWSが華やかなりころ、現在スカイツリーの立っている場所に「屋内パラグライダー場」ができる、などという噂があったのですが、雄大すぎるスカイツリーの雄志を間近で観ると、いやほんとにパラグライダー場じゃなくて良かった、と思います。
以上、あまり人混みに巻き込まれず、スカイツリーを撮影できるスポットでした。他にも、オススメスポットをご存知の方はぜひ教えてください！
（常山剛）
