最近論議されてる皇位の継承について男系派と女系派両方の視点が載せられています。
論者は丁寧に語っているが内容はやっぱり専門的で難しいので
じっくり集中して読まないと正しく理解できないかもしれません。
発売してからほどなくして買ったのですが手にしてサッと眺めただけで
ちょっと怯むほどの内容の高度さ…。
マンガ付きで気楽に読んだ気になれるような本ではありません。
しかし初代から続く皇位の継承のあり方を深く受け止め、これからどう続けて行くべきのか。
そういう事に関心があって色々な意見が知りたいと言う人には
この書と真正面から格闘して読むのも大変良いのではないでしょうか。
皇位継承問題の論点とそれぞれの専門家達の主張を理解するのを助けるのに
これ以上の一冊はないと思われます。
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別冊正論 Extra.14 (日工ムック) ムック – 2011/1/7
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購入オプションとあわせ買い
特集:皇室の弥栄、日本の永遠を祈る-皇統をめぐる議論の真贋-
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2011/1/7
- ISBN-104819150235
- ISBN-13978-4819150231
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2011/1/7)
- 発売日 : 2011/1/7
- 言語 : 日本語
- ムック : 239ページ
- ISBN-10 : 4819150235
- ISBN-13 : 978-4819150231
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,104,907位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
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イメージ付きのレビュー

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まさに、論争決着の決定版。
本書によって、女系容認・男系断絶論者達の発想は、結局のところ、伝統に対する恐ろしいほどの無知から生じているのだとはっきりと証明された。高森氏の、「つまり「男系・男子」の制約を解除して、場合によつては女系・女子による皇位継承を…」(p195)の文章に表れている通り、美しい伝統を「制約」と表現し軽々しく「解除し」などと言えてしまう、彼を含む女系容認論者の知的感性のレヴェルの犯罪的な低さからくる伝統への無理解が、今日の不毛な論争の原因だろう。新田均先生の論文は精緻かつ誠実で、今までの論争への決定的な一撃だ。その他、八木秀次先生の文章も、小林よしのり信者には不愉快だろうが極めて痛快。本書を読んでもなお「女系容認」を叫ぶ人物は、中川八洋先生の仰る「明らかな政治的な意図」があるとまでは信じたくないが、なにか狂信的なものに衝き動かされているとしか思えない。「小林よしのり罵詈雑言集」に目を通す時間があるのなら、本書を精読されることをお勧めする。
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- 2011年2月28日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2011年1月18日に日本でレビュー済み本書はいわゆる皇統問題について取り扱っており、主に現在までの歴代天皇が男系の血筋を引いている
ことから、今後も男系継承を続けていくべきという各論者の主張を取り集めた書物となっています。
女系公認を唱える小林よしのり氏の「新天皇論」を読み終えた後、自身の勉強のためにと思い
地元の書店で購入したのであるが、残念ながら「予想通り」男系論者の方々の主張は
皇室の弥栄に通じるものではありませんでした。
男系継承が日本の「美しい」伝統であることの自説を延々と述べるに留まらず、女系容認論者への
揚げ足取りやいちゃもんをつけることに終始している部分が多々見受けられたのはは本当に残念でなりませんでした。
悠仁親王殿下がたった1人で将来皇室を支えていかなければならなくなってしまうという現在の
皇室の危機に対して、まともな解決策を示しているところは一つとしてありませんでした。
未だに旧宮家の復帰を唱えているのを見ると、真剣に議論する気はないのではないかと思ってしまいます。
背筋の凍る思いをした主張が一つありました。保守論壇の重鎮ともいえる八木秀次氏が「Y染色体説」について語っていましたが、
最後の段落にこのように書いてありました。
「天皇の天皇たるゆえんは、神武天皇以来の男系の血を今日に至るまで受け継いでいるということである。
それ以外の要素は 付随的なものにすぎない 。」
この方が本当に皇室に敬意を払う保守の人なのかと、信じられなくなりました。
天皇の神話からの連続性や、3種の神器なんて、男系継承に比べれば二の次だと堂々と主張しているのです。
つまり血統原理だけが天皇の正当性の根拠であり、男系継承が続いているから天皇を敬愛しているのだと言っているようなものです。
普通の一般国民の感覚とはかけ離れていると正直思いました。
小林よしのり氏が指摘していた「新たなカルト教団の成立」を目の当たりにしてしまいました。
もはや男系継承は不可能です。
皇室、そして日本のために女系公認、双系移行すべき時が来たのだとこの書物を読むことによって理解することができました。
- 2011年1月15日に日本でレビュー済み全14名の力作掲載。やはり新田均氏の論文は圧倒的だった。
もし自分の尊敬してやまない人物がニセモノだったらどうするか?
自らがその人物になり代わって真理を求めるしかない!
そうして新田氏は真のゴーマニストになった。見事である。
だが本書の持つ重要性は小堀桂一郎氏の論考に尽きよう。
小堀氏はかつてチャンネル桜で、小林氏、高森氏らとの
3対3討論に新田氏や百地氏と共に登場し、含蓄のある話をされたが
テレビにはちと難しすぎたようだ。
小堀論文の骨子は憲法第1条にあるように天皇の地位は「国民の総意」に基づく
ということである。天皇の権威の源泉は天壌無窮の神勅や三種の神器などではない。
国民の総意!即ち「一般意志」なのである。では国民の総意とはいったい何か?
有史以来の全ての日本人の意志の集積、即ち「伝統」そのものである。
「ようするに天皇って我々の意のままか!」と考えた小林少年にその意味が
理解できた筈もなく、成人後、国民主権ならぬよしりん主権、わしズムのマンガ家
小林よしのりとなったのはむしろ当然のことであろう。
伝統とは何か?稲田朋美氏の言葉が引用される。
「伝統は時代と共に変わる」ではない、時代を経ても変わらないから「伝統」なのである。
何が譲れ、何が譲れないのか?時代を経ても変わらないものこそが真の伝統なのであろう。
永遠性、小林秀雄や福田恒存が求め続けたもの、天皇個人ですら勝手に変えられないのが伝統であり
「学習」の結果、豹変するようなものではありえない。
- 2011年12月14日に日本でレビュー済み皇室典範に関する有識者会議の報告書も指摘しているが、男系を維持するには必ず男子が生まれないといけない。合計特殊出生率が凡そ1.3のこのご時世、一回の出産で女子しか生まれない確率は極めて高い。現に、秋篠宮殿下以来、悠仁親王殿下誕生まで41年間皇室に男子は誕生しなかった。女系継承も公認し、男系・女系による双系継承が最善の策なのは明らかではないか。「男系絶対」という人は、本当に「皇室の弥栄」を願っているのか甚だ疑問である。
男系男子固執派のお方達は、一刻も早く誰もが納得する方策を示して下さいませ。
- 2011年3月4日に日本でレビュー済み★Y染色体説は、それを持たない「正統な男子天皇」がいたかもしれず、女帝は全く「中継げていない」ことになるため「男系女子も認めるのが日本の皇室」説 とは両立しない(=ただの方便・プロパガンダ)
…という意見もあるが、Y染色体論は男系継承の流れと重要さを科学的に示した比喩であり正統な男系男子も女性天皇も男系を維持するために「位」を中継いだのでありY染色体=男系系統もそれにより受け継がれているのだから何の問題もない。
★明治大帝は皇女を伏見の宮系に嫁がせ存続させている。つまり女系容認。
…という意見もあるが、男系である伏見の宮系との繋がりを強くするために過ぎないので女系容認にはならない。
★時代性を反映した旧皇室典範との整合性もあり旧皇統譜は男系「優先」ではあるが天照の「世系第一」こそ正統性の証である以上、やはり完全に女系容認。
…という意見もあるが、皇統譜は神武天皇を皇統第一と書いている。歴代の女帝の子も男系系統のみ系図線を記している。
★男系・男子に限る理由を、当時の男系派(井上毅・島田三郎)らは「国民に男尊女卑が根強いから」と説明
…という意見もあるが、井上の意見は女系を認めるのは易姓革命であり伝統の破壊であるということ。島田の男尊女卑論は井上が参考として引用しただけ。
★伊藤博文はもともと女系容認案を作成・井上毅の案を退け、巧みな答弁で典範に女系の含みを残す。
…という意見もあるが、伊藤博文は「憲法義解」でも枢密院の議事録でも男系を主張している。
★神皇正統記においてもやはり天照は「世系第一」、よって北畠親房も、女系容認の直系主義。
…という意見もあるが、世系第一は神武天皇。親房は男系を前提として直系を正統としている。女性天皇は世としてカウントしていない。
★養老律令(継嗣令)においても男子皇族の血によらず、女性天皇の血のみのカウントで「親王」と既定。つまり女系容認。
…という意見もあるが皇位継承権を持つ「王」の母親が天皇となることで継承権の順位が上がるというだけで女系容認ではない。
そもそも本来の意味での「女系」自体が存在しないのに女系継承は不可能。小林氏が主張しているのは「雑系」もしくは「系統無視」の皇位継承である。
- 2011年1月8日に日本でレビュー済み新田氏のやたら長い文が始めに載っていたので、「やっと現実的な男系継承の
具体策が示されるのか」と期待したがダメだった。
相変わらず「法整備をして旧皇族子孫に頼む」というものだが、これは不可能。
いったいどんな政治家がどれだけ賛同を集めてやれるのか?
普通の国民にしてみたら「女性皇族がいるのに、何で600年血が離れた人間を
新皇族にするのか?」と思うだろう。
マスコミの多数を占めるリベラル派は「男女平等」の感覚で女性・女系天皇に賛成だろう。
保守にしても、部数の多い『SAPIO』『WILL』では小林よしのりが暴れ回っていて、
男系派は『正論』でがんばっているだけ。
とにかく、そんな法整備は空想でしかない。
また、本書では八木氏が懲りずにまだ「Y染色体説」にしがみついている。
この気持ち悪い説をなぜ不敬と感じないのかまったくわからない。
八木氏はかつて『朝まで生テレビ』でまともにコメントできずボコボコにされていて、
「ダメな奴だなあ」と思っていたら、保守論壇で力をもっていると聞いて驚いた記憶がある。
とりあえず八木氏・新田氏はワイドショーに出て、「Y染色体説」「600年血が
離れた人間を新皇族にする案」をしゃべってみればいい。
共演者・視聴者にドン引きされるだけだから。
- 2011年2月26日に日本でレビュー済み別冊正論として発行しているが、小林よしのり氏の「新天皇論」(天皇論追撃篇)への
反論書と理解していい。皇學館大学の新田均教授が看板論文を書いており、全体の
四分の一以上を占める。これまで新田氏が「正論」誌やチャンネル桜の番組で試みて
きた小林氏批判をひとつの論文にまとめ上げたものだ。これが圧巻の一言に尽きる。
完全論破とはまさしくこのことであろう。もちろん様々なメディアを通しての小林氏との
論争は注視していたが、あらためてまとめてもらうと徹底的に調べつくした上で回答を
用意する学者魂に驚嘆してしまう。男系継承の正統性論議に区切りがついた格好だ。
今回の論争では新田氏の情熱と緻密さもさることながら、その戦術もたくみであった。
ブログと動画での情報発信を怠らなかった。そのため説得力ある発言が論争を見守る
ネットユーザーから早いうちから支持され、新田氏への信頼が確立されることになる。
それに比して小林氏は単に漫画の印象力に頼るのみで、最後まで自論の妥当性を
証明できなかった。相も変わらず彼は「男系カルト」などと論敵を口汚く罵っているよう
だが、軍配は明らかであろう。今回の敗北の理由はブレーンを間違えたこと、漫画の
印象力を使えば常に支持されると読者をナメたこと、ネットの可能性を軽くみたことに
あると思われる。「ゴー宣」ファンとしては逆ギレした小林氏を見たくはなかったのだが。
Y遺伝子継承論について小林氏から批判されてきた高崎経済大学の八木秀次教授も
論文を載せている。「XX男性は子孫を残せない」という当然の主旨で、こんな簡単に
反論されるような主張をしている小林氏はどうかしているのではないか。他にも秀逸な
論考がいくつも掲載されており、皇位継承論を理解するための必読書と云えるだろう。