『Mac OS X Lion』がリリースされたら、iOSのホーム画面のようなインターフェイスが、Dockにも使われることでしょう。このインターフェイスは好みが分かれるところかもしれませんが、今すぐDockをiOS風にしたい! という人は、以下の方法で実現可能です

 Dockに何でもかんでも詰め込んでいる著者のMacを見て、友だちは大抵「なんでこんなにいっぱいアイコンがあるの!」と驚いたものです。みんなは自分がどれだけたくさんのアプリを定期的に使っているか分からないんだ! と当時は思いました。しかし最近では、自分でもよく使うアプリはほんの少しで、残りはたまにしか使わないアプリ、それ以外はごくたまに、もしくはほとんど使わないアプリだと気付きました。そこで、iOSのホーム画面のように、すべてのアイコンを同列で扱わない方法を、Dockにも導入したのです。

iPhoneのホーム画面は、最初のページはよく使うアプリ、次のページは時々使うアプリのフォルダという構成になっています。これが自分にとってはかなり使いやすかったので、Dockも同じようにしました。下のAfterの画像のように、左側によく使うアプリ、右側にそれ以外のアプリをカテゴリ分けしたフォルダを置いています。

Before

110118_Dock_02.jpg※ クリックで拡大

After

110118_Dock_03.jpg※ クリックで拡大

フォルダにアイコンを入れてしまうと、ワンクリック余分にクリックしなければなりませんが、どこにどのアプリがあるのかが一目で分かるので、以前よりも速くアプリを開けるようになりました。アイコンをたくさん詰め込んで、サイズが小さくなってしまうほうが探すのは大変です。

アプリをまとめたフォルダを作るのは簡単です。上のデモビデオを見ても分かるように、例えば動画関連のアプリをまとめる場合は、アプリケーションフォルダの中に「ビデオ」というフォルダを作り、その中にまとめたいアプリ(もしくはエイリアス)を入れて、フォルダごとDockにドラッグ&ドロップするだけです

Dockでのアイコン表示をフォルダと同じにしたい時は、Dockでフォルダを右クリックして「フォルダ」を選びましょう。フォルダをクリックした時の中のアプリの表示方法も、同じく右クリックから選択可能です。

また、ビデオの中で筆者が使っているアイコンは、David Lanhamさんの「Flurry」というアイコンです。「the iconfactory」から無料でダウンロードできます。

Adam Dachis (原文/訳:的野裕子)