人気コミック作家でアンジェリーナ・ジョリー主演映画『ウォンテッド』(2008年)の原作者でもあるマーク・ミラーが贈る、前代未聞のなりきりヒーロー映画『キック・アス』(公開中)。同作で、『バットマン』のロビン風コスチュームで、バタフライナイフを華麗に操り、2丁拳銃をぶっ放す最強の“ヒット・ガール”を演じているのが、クロエ・グレース・モレッツだ。撮影当時は11歳。今年、13歳になった彼女が初来日を果たし、インタビューに応えた。
5歳でエンタメ業界デビューしたクロエが、「この役はなんとしてでも手に入れて、絶対にヒット・ガールをやらなくちゃ、と思ったの」とこの映画に出会ったのは、ある意味運命だったのかもしれない。
「この映画の話が来る2ヶ月前、ママとロサンゼルスのサンセット通りを車で走っていたら、アンジェリーナ・ジョリーが銃を持っている『ウォンテッド』のポスターを貼ったバスを見かけたわ。ママに『ああいう役をやってみたい』と言ったら、『子供向けには作らないのよ』と言い返されてショックを受けたわ。そうしたら数週間後にこの脚本が届いたのよ!」。
その役どころは、アメコミファンで知られるニコラス・ケイジ扮する狂気の父親“ビッグ・ダディ”に暗殺者としての英才教育を受けたヒット・ガール。「撮影前の5ヶ月くらいを訓練にあてたわ。クレイジーだった。バタフライナイフはもう3本目の手みたいな感じよ。今でもちゃんとできるわよ」。
まさに体当たりで挑んだ華麗なアクションを披露しつつ、物語のもう一本の筋である親子の絆もきっちり演じきる。「生か死かという状況下で父親を信頼しなくてはならない。母親はいないから、彼女には彼だけなの。強く結ばれたふたりの関係が大好きだわ」。プライベートでも「私はパパっ子なの」とウィンクした。
「芸能活動をもう8年半もやってきましたが、女優は大好きな仕事ですし、これからもずっと続けていきたいと思っています」とクロエ。彼女のルックスやこれまでのキャリアを見ると、リュック・ベッソン監督の『レオン』(1994年)で映画デビューした当時13歳のナタリー・ポートマンをほうふつとさせるが、クロエ自身もポートマンは憧れの女優の一人だという。
そんな彼女のもとには『キック・アス』後、出演オファーが殺到。現在は英ロンドンでジュード・ロウ、クリストファー・リー、サシャ・バロン・コーエンらと共演するマーティン・スコセッシ監督作『ユゴーの不思議な発明』の撮影中だ。
「この映画がヒットして、前よりは街中で気付かれることが多くなったかな。女優として、振る舞いに気をつけないとね。どこで写真を撮られているかわからないでしょう(笑)」とおしゃまに話していた。
コミックオタクでスーパーヒーローに憧れる高校生の主人公デイヴ(アーロン・ジョンソン)。ある日、インターネットで買ったスーツとマスクを着て、自分もヒーローになったつもりで勝手に街へ出て正義のために活動を始める。その初出動で、あっさり犯罪者にやられてしまうのだが、その捨て身の姿がネットで話題になり、“キック・アス”の名で一躍有名に。一方で、“ビッグ・ダディ”(ニコラス)とその幼い娘“ヒット・ガール”(クロエ)は、本格的な訓練を重ねながら、地元マフィアの犯罪組織を壊滅しようと、チャンスをうかがっていた。やがて、“キック・アス”は、“ビッグ・ダディ”&“ヒット・ガール”と犯罪組織のバトルに巻き込まれていく。
【動画】映画『キック・アス』予告編⇒
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5歳でエンタメ業界デビューしたクロエが、「この役はなんとしてでも手に入れて、絶対にヒット・ガールをやらなくちゃ、と思ったの」とこの映画に出会ったのは、ある意味運命だったのかもしれない。
「この映画の話が来る2ヶ月前、ママとロサンゼルスのサンセット通りを車で走っていたら、アンジェリーナ・ジョリーが銃を持っている『ウォンテッド』のポスターを貼ったバスを見かけたわ。ママに『ああいう役をやってみたい』と言ったら、『子供向けには作らないのよ』と言い返されてショックを受けたわ。そうしたら数週間後にこの脚本が届いたのよ!」。
その役どころは、アメコミファンで知られるニコラス・ケイジ扮する狂気の父親“ビッグ・ダディ”に暗殺者としての英才教育を受けたヒット・ガール。「撮影前の5ヶ月くらいを訓練にあてたわ。クレイジーだった。バタフライナイフはもう3本目の手みたいな感じよ。今でもちゃんとできるわよ」。
まさに体当たりで挑んだ華麗なアクションを披露しつつ、物語のもう一本の筋である親子の絆もきっちり演じきる。「生か死かという状況下で父親を信頼しなくてはならない。母親はいないから、彼女には彼だけなの。強く結ばれたふたりの関係が大好きだわ」。プライベートでも「私はパパっ子なの」とウィンクした。
「芸能活動をもう8年半もやってきましたが、女優は大好きな仕事ですし、これからもずっと続けていきたいと思っています」とクロエ。彼女のルックスやこれまでのキャリアを見ると、リュック・ベッソン監督の『レオン』(1994年)で映画デビューした当時13歳のナタリー・ポートマンをほうふつとさせるが、クロエ自身もポートマンは憧れの女優の一人だという。
そんな彼女のもとには『キック・アス』後、出演オファーが殺到。現在は英ロンドンでジュード・ロウ、クリストファー・リー、サシャ・バロン・コーエンらと共演するマーティン・スコセッシ監督作『ユゴーの不思議な発明』の撮影中だ。
「この映画がヒットして、前よりは街中で気付かれることが多くなったかな。女優として、振る舞いに気をつけないとね。どこで写真を撮られているかわからないでしょう(笑)」とおしゃまに話していた。
コミックオタクでスーパーヒーローに憧れる高校生の主人公デイヴ(アーロン・ジョンソン)。ある日、インターネットで買ったスーツとマスクを着て、自分もヒーローになったつもりで勝手に街へ出て正義のために活動を始める。その初出動で、あっさり犯罪者にやられてしまうのだが、その捨て身の姿がネットで話題になり、“キック・アス”の名で一躍有名に。一方で、“ビッグ・ダディ”(ニコラス)とその幼い娘“ヒット・ガール”(クロエ)は、本格的な訓練を重ねながら、地元マフィアの犯罪組織を壊滅しようと、チャンスをうかがっていた。やがて、“キック・アス”は、“ビッグ・ダディ”&“ヒット・ガール”と犯罪組織のバトルに巻き込まれていく。
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2010/12/19