日本が決勝進出、PK戦で韓国下す サッカーアジア杯
【ドーハ=岸名章友】サッカーのアジアカップ第16日は25日、ドーハで準決勝2試合を行い、日本は韓国を2-2からのPK戦の末に下し、2大会ぶりに決勝に進出した。日本は29日の決勝で、準決勝のもう1試合、ウズベキスタン―オーストラリアの勝者と、4度目の優勝を目指して対戦する。
前半、日本は23分にPKで先制を許したが、36分、長友(チェゼーナ)の突破からの折り返しを前田(磐田)が決めて同点。後半は韓国にやや押し込まれたものの、ともに無得点。
延長に入って97分、岡崎(清水)が倒されて得た本田圭(CSKAモスクワ)のPKは相手GKに阻まれたが、こぼれ球を細貝(アウクスブルク)が押し込んだ。しかし試合終了直前、FKから同点に追いつかれた。
PK戦では、GK川島(リールス)がキックを2本止める活躍で、3-0で制した。