中国のように言論統制を行っている国家では、ブロガーであれども自分の意見を自由に書くこと、ましてやデモを扇動するような言葉を発することは許されません。
昨今主に中東地域で勃発している反体制デモに感化されたのか、中国国内でも反体制の声が聞こえるようになった事で、中国当局による一斉取締りが行われたようです。
ロイター通信によると先月、100人以上の活動家が、中国での「茉莉花(ジャスミン)革命」をTwitterやブログで呼びかけて拡散させようとした罪で、逮捕、もしく連絡が取れなくなっているとのこと。
中国の作家である冉雲飛は、「国家転覆」の容疑といった曖昧な罪状で1ヶ月以上勾留されています。
このまま1年以上牢につながれる可能性が高いかもしれません。
中国のめざましい経済発展とは裏腹に、国家による言論統制は以前厳しいままです。
国内からはTwitterもFacebookもアクセス不可なのも、このような革命機運を抑えるためでもありますからね。
海外の人間も、中国を訪れた際にはオンライン上でもおとなしくしていたほうが無難なのでしょうか...。
[Reuters]
mayumine(Sam Biddle 米版)