あらゆる物をとりあえず保存できる便利なクロスプラットフォームのサービス「Springpad」がアップデートしました。メールからもアイテムを追加できるようになり、RSSやiCalのフィードからデータを追跡することも可能。ローカルのノートへのバックアップもできるようになりました。

　Springpadは、ここ数ヶ月の何度かのアップデートを経て、ようやく全力を出してきたなといった印象を受けます。これまでのアップデートはほとんどモバイルユーザー向けのものでしたが、今回はすべてのユーザーに関連しますし、追加された機能もかなり便利なものです。

今回のアップデートから、ノートもリンクも他のデータも「springit@springpad.com」にメールを送るだけで保存できるようになりました。しかも、特定のノートに直接保存ができたり、件名でタグ付けできたり、ノートのリンクを生成することも可能。HTMLフォーマットですべてのノートのダウンロードもできるので、ローカルにバックアップを取っておけば、万が一ネットが繋がらなくても（Springpadのサーバがダウンしていても）大丈夫です。

RSSとCalendarにも対応したので、お気に入りやカレンダーアプリの情報もノートに登録できます。これによって、お気に入りの記事を見つけたら、ノートに保存・後で読む、SpringpadのアラートをRSSに送る、タスクリストをカレンダーに送るなど、ありとあらゆる使い方ができます。既存のサービスと、Springpadを統合したような使い方ができそうです。

また、SpringpadのAPIも提供されるようになりました。これは、ユーザー自体には関係ないかもしれませんが、他のサービスやアプリとの統合がしやすくなるので、すぐに何かメリットが生まれるはずです。

アップデートの詳細が知りたい方は、以下のリンクから（英文）チェックしてみてください。機能改善だけでなく、もちろんバグ修正もされています。

Updates to Springpad: Save via Email, RSS/iCal Feeds and API Access! | Springpad Blog

Whitson Gordon（原文／訳：的野裕子）