2011年03月26日 10時00分
ローソンの通販米に注文殺到 販売額に応じて義援金に
『ローソンおにぎり屋使用米 新潟産コシヒカリ』
ローソンは自社通販サイトで販売している『ローソンおにぎり屋使用米 新潟産コシヒカリ』購入者に対し、自社ポイント「pontaポイント」を通常の3倍プレゼントし、そのポイントと同額の金額を東日本大震災被災地支援募金として寄付している。同商品は店舗で販売している「おにぎり屋」シリーズで使用している新潟産コシヒカリで、以前からリピーターが多い人気商品。震災後は一時販売を見合わせていたが18日より再開したところ、通常の約6倍の注文が殺到したという。
「pontaポイント」は同社のほかゲオ、昭和シェル石油、AOKIなどでも使えるポイントサービスで、このキャンペーンは“お米で被災地を支援”をテーマに24日からスタート。Ponta会員以外が購入した場合も、同社がポイントと同等の金額を募金に寄付する。
「pontaポイント」による募金は13日より開始しており、25日の時点で2000万円を超えている。募金方法はローソン店舗およびマルチメディア端末「ロッピー」、ホームページで受付を行っている。
同社は地震当日より被災地への救援物資手配を開始したほか、支援内容、商品の配送状況、店舗状況などを毎日のように発表。12日より32名のスタッフが店舗状況把握と支援のため被災地に入っていたが、23日には交代要員30名を派遣し先に現地入りしていたスタッフを帰京させた。同社は阪神・淡路大震災(1995年)の際も100名以上のスタッフを派遣していたが「今回は被災地での食料確保が困難である為、小部隊での派遣を余儀なくされている」という。