写真●松陰が無償公開したiPhone修理方法 写真は液晶の交換手順を説明しているところ
写真●松陰が無償公開したiPhone修理方法 写真は液晶の交換手順を説明しているところ
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 米AppleのスマートフォンiPhone専門の修理店「iPhone Repair store」を運営する松陰は2011年1月28日、iPhoneが故障した際の修理方法をWebサイト上で無償公開した(写真)。対象となる機種はiPhone3Gおよび同3GS。

 松陰によれば、iPhoneが故障した際、メーカー修理に出すと新品(整備品)との本体交換となり、通常2万2800円から6万円以上の費用がかかるという。公開した修理マニュアルを使えば、ユーザーが自分で部品を入手して修理に挑戦できるようになる。同社では、故障の場所や程度にもよるが、費用をおよそ半額程度に抑えられるとしている。

 2010年1月28日時点で公開している修理方法は、(1)SIMカードの取り外し方法、(2)フロントパネル交換修理方法、(3)液晶交換修理方法、(4)ホームボタン交換修理方法、(5)バッテリー交換修理方法---の5つ。

 なお、同社では修理方法を公開したものの、質問や問い合わせには一切答えられないとしている点に注意が必要だ。当然だが、ユーザーが自分で修理した際の責任も負えないとしている。少しでも修理費用を抑えたいユーザーが「あくまでも自己責任で」修理する際のマニュアルとして使う必要がある。