広島西飛行場、2例目の廃港 定期便就航空港では初
広島県営の広島西飛行場(広島市)の廃港が9日決まった。空港の廃港は2009年の弟子屈飛行場(北海道弟子屈町)に次ぐ2例目で、定期便が就航していた空港では初めてになる。広島県は近く警察や防災に使うヘリポート化に向けた作業に着手し、12年秋に利用を開始する計画だ。
広島市が県から管理運営を引き継ぎ、飛行場を存続させる条例案が同日の市議会で否決された。同飛行場では昨年10月に日本航空の子会社が鹿児島、宮崎の2路線から撤退したことで、定期便がなくなっていた。