運転中のレーザープリンターから出てくる臭いは体に有害ですか? 大量印刷時などかなり臭いが部屋に充満します。 あれはオゾンか何かの臭いなのでしょうか?

補足

新時代の材料として注目されているカーボンナノチューブは、素材としての素晴らしさとは裏腹に、その小ささから呼吸器に入った場合、健康に及ぼす未知の影響が危惧されています。 トナー粉がプラスチックでモールドされた鉄粉や黒鉛ならば、カーボンナノチューブ並の微粒子などが飛散する心配は無いのでしょうか? トナー粉の組成がどうも気になります。 私の職場に導入されたレーザープリンターの臭いは紙由来ではなさそうです。

プリンター18,149閲覧

ベストアンサー

NEW! この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

ThanksImg質問者からのお礼コメント

欧文のサイトまでご紹介いただきありがとうございます。 あとでゆっくり詳細を拝見いたします。 お二人の方にベストアンサーを差し上げたいところです。 a123acngさんも、専門家のお立場から詳細な回答をいただき、ありがとうございました。 あの臭いが漂ってくると、少し咳が出やすくなります。 確かにアスベストやカーボンナノチューブに比べたら危険性は桁違いに低いのでしょう。 将来、ゼロエミッションの機種が出るといいですね。

お礼日時:2010/4/26 10:09

その他の回答(2件)

トナーを紙に定着されるときの臭いです。有害性はありません。 レーザープリンタは、 トナーを紙に転写後熱を与えトナーを溶かし(インク化)紙に定着させます。 そのときに臭いが発生します。 コピー機と同じ原理です。 トナーは、プリンタ(カートリッジ)から外部に出ることはありません。 健康被害については、不明ですが。 トナーには金属成分は入っていないので問題ないと思います。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 機器から有毒性のある物が排出される可能性のあるものは、フィルターなどにより対策が施されているはずです。 万が一、健康被害がレーザープリンタだと特定された場合は、メーカーにとって致命的になります。 どうしても気になる場合は、メーカーへ問い合わせるべきです。

プリンタの修理屋です。 ※ 紙由来ではないとの事で、内容を一部削除します(文字数の関係) 追記 : まず、モールドというのは金型に溶かした樹脂を流し込んで形を作る作業で、俗に成型といいます。 様々なプラスチック製品で幅広く使われている手法です(プラスチック射出成型の技能検定の資格を持っていますので)。 ただ、これで作ることが出来る製品はせいぜい1ミリ角程度の大きさが限度です。 樹研工業という会社が作った世界一小さい歯車がその程度です。(実は近所なのです) レーザープリンタのトナーはそういった方法では作ることが出来ませんが、各社の特許などもあるようで詳細には分からないところはあるのですけど、キヤノンのモノクロの場合は鉄粉を芯にしてその回りを樹脂でコーティングしたような計上になっているそうです。 理論上は球形ということです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%B5%E8%82%BA 再生メーカーなどで使われているトナーは金属の板の上に非常に薄い樹脂の膜を作り、それを剥がして砕いて作るという話を聞いたことがあります。 余談ですけど、金属は含まれていないという書き込みもありますけど、転写前のトナーを均一に均すために鉄粉が配合されているのが普通です。磁石を使ってトナーを均一に均しています。 砕いたトナーはばらつきはあるはずですけど、細かい粉末状になります。顕微鏡で見ると結構とがっているものもあるようです。 カーボンなのチューブによる健康被害の懸念は私も聞いたことがありますけど、アスベストと一緒の塵肺だったはず。 現在はアスベストもかなり厳しく規制されていて、公共の建物の石綿も除去工事が進んでいます。 ただ、予算の関係でなかなか進まないのが現状のようですし、それによる具体的な健康被害の話も少ない(ほとんどない?)のでは? その症状が出ると本人は非常に苦しむのでしょうけど、発生そのものはかなり条件が悪い限定的な環境とも思えます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%B5%E8%82%BA 完治する方法がない以上、危険性を取り去ろうということなのだろうと思います。 ただ、サイズはミクロンオーダーのはずで、ナノの領域には遠く及ばないはずです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%B6%BF トナーのサイズは5ミクロンくらい、アスベストは髪の毛の5000分の1と言われていますから、(髪の毛は0.08mmが平均とか)0.016ミクロン(16nm)となります。 カーボンナノチューブは40~50nmと言われていますので、アスベストの2~3倍くらい、トナーは不利に見積もっても10倍くらいは大きいわけです。 その10倍という数字の意味は医学関係者でなければ評価しにくいでしょうけれど、通常の空気中の砂埃などと大差ないと考えてよいと思います。 直接的な毒性はないものばかりのはずですから、一般的な粉塵に対しての注意をする程度で可、となっているのでしょう。 空気中にトナーが飛散して健康被害、という話はヨーロッパのほうで起こった記憶もあります。 まったく注意しなくても良いとは言いませんけど、現在までのところ、気にするほどのことではないと考えております。 自分の健康状態がその証拠と考えています。サービスマン仲間でも健康を害したという人も聞きませんし。(今のところという話ですけど) 臭いが気になるのでしたら、サービスマンでも呼んで原因は追究すべきでしょうね。 紙由来ではないと判断されたようですが、本当に間違いないかは検証しても良いでしょう。 電源基板などが過熱している可能性もありますし、稀なケースですけど中で昆虫が焼け死んでいたということはありました。 最悪、火災という危険性もあり、健康被害を心配するような気の長い話ですまないかも。 ただ、現時点で分かっている範囲では、「トナーがらみの健康被害の話は聞いたことがない」「少なくともそういった仕事に就いている我々にもそういう事例はない」「極端に飛散濃度が高ければ通常の埃などと同じ健康被害は発生するであろう」といった所です。 サービスマンなどが確認して問題なしの太鼓判を押された後でも、どうしても気になるのでしたら、そういう機械の使用をやめるべきですね。 どんな機械でも、便利だから使うのですが、その反面のデメリットは必ずあります。 それは小さくするように努力しているのですけど、必ず何かが残ります。 実用的にはそれで問題なしとして販売している(一応国などの基準も満たした上で)わけですから、それが合わない、心配だ、というのでしたら、使用をやめるか、国やメーカーを動かすしかありません。 他人が問題ないといっても、どうしても気になるものは使わないのが一番です。 それを気にしていると、そのためにおかしなストレスが溜まり別なところのトラブルが出る可能性もあるわけですから。