ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機の3社は2011年3月10日、それぞれのネット通販サイトでアップル製品の取り扱いを再開した。3社は2010年4月から、ネット通販サイトでのアップル製品取り扱いを停止していた。
現在販売されているのは、iPodシリーズやMacシリーズ、および関連周辺機器など。回線契約が必要になるiPhoneやiPadなどは扱っていない。
価格はiPod touch 64GBが3万6800円など横並びで、5パーセントのポイントが付与される点も共通。また、各サイトとも、アップル製品専用の販売ページを設けており、他社の製品と一緒に並ばない構成になっている。
アップル製品のネット通販は2010年4月、相次いで停止された。アップルのブランド戦略の一環で、販売店に対し働きかけがあったとされている。
アップルは従来から自社製品の専門店「アップルストア」を展開、量販店の売り場でも他の製品と分離したコーナー「アップルショップ」を作るなど、独自のブランド戦略を採ってきた。今回の販売再開に関してもその方針は継続されているようだ。