ものすごくくだらない駄洒落を思いついたとき、ネットで誰か同じこと言っているか検索してしまう

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giry_and_joe @giry_and_joe

(1)ものすごくくだらない駄洒落を思いついたとき、インターネットで同じことを言っているひとがいないか検索してしまう

2010-12-04 10:43:37
giry_and_joe @giry_and_joe

(2)そのネタが何万件もヒットすると、ああくそー、おれもみんなと同じパターンで思考しているんだな、ってなんだかちょっと悔しい

2010-12-04 10:44:24
giry_and_joe @giry_and_joe

(3)ところが一件もヒットしないと、実はヒットがあったほうが嬉しかった自分に気づく

2010-12-04 10:46:10
giry_and_joe @giry_and_joe

(4)一件もヒットしなかったネタは、経験的に、リアルで口に出してみてもまずウケることはないので、半永久的に封印されるのが常である

2010-12-04 10:51:01
giry_and_joe @giry_and_joe

(5)ところが何年も後になって、それそのものか、そっくりな言い回しが広告コピーに使われているのを目にしたりすることがある。問題はこれをどう解釈するか

2010-12-04 10:54:50
giry_and_joe @giry_and_joe

(6)a.「俺は本当はコピーライター顔負けの言葉に対するセンスを持っているんだぜ。」楽天的で自己肯定的な解釈だ。

2010-12-04 10:59:48
giry_and_joe @giry_and_joe

(7)ところで想像だが、職業人としてのコピーライターは毎日言葉の蓄積と洗練とを選択とを繰り返しているはずだ。だとしたら、蓄積されたものの中にはいちどお蔵入りになり、まさに旬と思われるタイミングがやってきたとき、やっと日の目を見るようなものもあるだろう。

2010-12-04 11:12:26
giry_and_joe @giry_and_joe

(9)素人ないし非専門家の思いつきで手が届く範囲にあるものは、職業人(プロ)ないし専門家はとっくに考慮検討ずみである、多くの場合。個別論ではなく一般論でいうならそういうことだ

2010-12-04 11:25:33
giry_and_joe @giry_and_joe

(8)何年も後に自分の思いついた駄洒落がコピーという商品として流通しているのを目の当たりにする、それはコピーライターのネタのストックの中で一度「お蔵入り」になったようなものが時を経て日の目を見た、ということを意味している、ことが実は多いのかも知れない。

2010-12-04 11:17:34
giry_and_joe @giry_and_joe

(10)駄洒落の話に戻ると、誰も口にしないようなネタであって、何年か後に広まるもの、そういうものをしばしば思いつく人は。

2010-12-04 11:35:01
giry_and_joe @giry_and_joe

(11)「今現時点で」世間一般に受け入れられるであろうというシャレのセンスからはだいぶずれた発想をしているということだ。

2010-12-04 11:43:43
giry_and_joe @giry_and_joe

(12)そういう発想に評価を加えるとしたら、肯定的なものであっても「ぶっとんでいる」、否定的なら「寒い、空気が読めない」ということになる

2010-12-04 11:45:36
giry_and_joe @giry_and_joe

(13)駄洒落の話から一般抽象論に議論のレベルを上げるとこうなる:少なくともある一時点において、あまり世間一般の人が口にせず思いつきもしないようなことばかりを思いつく人は、多くの前提がクリアされなければ他者の理解共感を得ることはない思考回路と感受性を備えている可能性がある

2010-12-04 11:53:25
giry_and_joe @giry_and_joe

(14)以上をふまえて、(5)の状況に対するもう一つの(どちらかといえばネガティブな)解釈:b. 自分は何年も前に同じネタを思いついていたけど、それが流通しているのを目の当たりにするまでに○○年かかった。つまり、その当時の自分の発想と世間とのずれは、時間で測るなら○○年分だ

2010-12-04 11:59:20