内田裕也、年下の交際女性を脅し復縁迫り逮捕…住居侵入も

2011.05.13


交際女性に復縁を迫ったとして逮捕された内田裕也容疑者【拡大】

 別れ話を持ちかけてきた交際相手の女性を脅して復縁を迫ったなどとして、警視庁原宿署は13日までに、強要未遂と住居侵入の疑いで、ロックンローラーの内田裕也容疑者(71)=本名・内田雄也、東京都渋谷区富ヶ谷=を逮捕した。

 逮捕容疑は先月2日、都内の会社員の女性(50)宅の郵便受けに「会社に電話した。内容は『暴力団と交際している。あぶりをやっている』。まだ実名は言っていない。よく考えて1週間以内に電話を。今ならまだ間に合う」などと書いた文書を投函。さらに同月19日、女性宅を自分の家と偽って業者に頼んで鍵を無断で交換し、女性宅に侵入した疑い。「間違いない」と容疑を認め、「鍵屋に頼んでドアの鍵を交換させ、室内に入った」と供述しているという。

 同署によると、内田容疑者と女性は2009年12月ごろから交際。内田容疑者は別れ話を持ちかけられた後、数回にわたり、復縁を迫る文書を女性に送っていた。

 内田容疑者の妻は女優の樹木希林(68)。別居中ではあるが、“理想の夫婦像”として初共演した結婚情報誌のテレビCMが、4月22日からオンエアされたばかり。

 最近では、コワモテぶりを生かして政府の事業仕分けにニラミを利かせ、蓮舫行政刷新担当相と丁々発止のやりとりをするなど、多方面で活躍していた。

 女性宅に文書を投函していた4日後の4月6日には、宮城県石巻市に物資を届け、ハンドマイクを握っての即席ライブも披露。「石巻は、英語で言えばロックンロール。何か縁を感じた」と“迷言”を残していた。⇒【マイノリティこそがロック、50歳童貞は俺だけだ!】

 「肩書・ロックンローラー」の内田容疑者は、日本のロックの草分け的存在で、1970年代から年越しロックイベントを開催、昨年末も東京や上海などで「ニュー・イヤーズ・ワールド・ロック・フェスティバル」を開いた。

 映画俳優としても活躍し、「コミック雑誌なんかいらない!」「魚からダイオキシン!!」で脚本と主演を務めたほか、ハリウッド映画「ブラック・レイン」にも出演した。1991年には東京都知事選に出馬し、政見放送でアカペラでシャウトしたことも話題となった。

 長女は女優の内田也哉子(35)。娘婿は俳優の本木雅弘(45)。孫の内田伽羅(11)と希林が6月公開の映画「奇跡」で共演して話題を呼んだばかりだが、とんだ“不良おじいちゃん”だ。

 

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