iPhone広告表示「不適正」 ソフトバンクに行政指導
総務省
総務省は10日、ソフトバンクモバイルに対し、同社がスマートフォン(高機能携帯電話)の「iPhone」で実施している料金制度の広告表示が不適正であるとして行政指導した、と発表した。原因究明と適正表示をするよう求めている。
この料金制度は「2段階パケット定額プラン」。パケット通信料の上限額(月4410円)と下限額(月1029円)を設定し、下限を超えて上限に達するまでは利用したパケット通信量に応じた料金が課金される制度。
しかし、実際は利用者がメールやウェブ閲覧などを一切行わない状態でも、携帯電話回線(3G)をオンにしているだけでパケット通信が自動的に行われ、上限やそれに近いパケット通信料が発生することが分かったという。