サンフランシスコで“ヨーグルト”といえば実は意外にも……

access_time create folderガジェ通
サンフランシスコでヨーグルトといえば

先月、記者がサンフランシスコを訪れた際、気になったお店を紹介したい。
その名を『Yumi Yogrt』というスイーツ店だ。
記者の本名は、”ゆみ”なので、自分の名前が入った店に興味津々であった。

ところがこの店、ヨーグルトと名前がついているにも関わらず、売っているのはソフトアイスクリームなのだという。
それなのに何故、ヨーグルトと名がつくのか、理由を聞いてみた。
「アメリカ人は、カロリーをとても気にする。そこで、アイスクリームにヨーグルトを混ぜて、カロリーを抑え、軽くしたスイーツをヨーグルトと呼ぶ」とのこと。
確かに、アメリカでアイスクリームと呼ばれている商品は、生クリームをそのまま凍らせたような味がして、とてもハイカロリーなものが多い。

さて、この『Yumi Yogrt』だが、いかにもアメリカ的で、合理的なショップになっているそうだ。
そこで、店へ行く前に、買い方の説明をうけた。

まず、並んでいるソフトクリームマシンから、好きなアイスを選び、カップに投入する。
これは何種類選んでも大丈夫。もちろんテイスティングは、無料ですることができる。

そして数種類あるトッピングの中から好きなものを選び、アイスにかける。
と、以上で出来上がりである。

サンフランシスコでヨーグルトといえば

ここで注意しなければいけないのは、アイスの値段が入れた重さで決まること。
美味しそうだからと調子にのって入れ過ぎると、高いアイスになってしまう。

客が自分で作り、その会計をするだけなので、店員の人件費が抑えられるのだそうだ。
店内を清潔にすることだけを心がければ、簡単にできる商売なのかもしれない。
以上の注意点を聞き、お店へと向かった。

だが、記者の英語の発音が悪かったのか、着いた先は『Ruby’s Yogurt』だった。
仕組みは『Yumi Yogrt』と同じとのことだったが、英語力のなさを痛感し、内心は複雑であった。

早速、店内に入る。店の奥にアイスマシンがずらりと並んでいる。“タロイモ”といった変わり種や、“カップケーキ”、“マンゴー”、“チョコレート”など、種類が豊富。トッピングも、フルーツやナッツ、クッキーなどバラエティー豊かだ。
記者は、カップケーキとバニラをチョイスし、オレオクッキーをたっぷりとかけてみた。
重くならないように気を使ったつもりだったが、少々高めの値段になってしまった。

店の看板に、“フローズンヨーグルト”と書かれているため、もっとヨーグルト的な味だと思っていたが、食べてみると、くどくない普通のアイスクリームだった。
何でも濃い味になってしまうアメリカのイメージからすると、意外なほどあっさりとしていた。

また、気になったのが、壁に貼ってあるハートの紙。よく見てみると、なにやら名前が書いてある。
もしやこれは日本でいう、ここに来た有名人のサインなのか? と、思ったが、日本の震災に寄付してくださった方々の名前だという。

サンフランシスコでヨーグルトといえば

本当に感謝しても感謝しきれない。日本への心遣いが、とてもうれしく感じられた。

もしまたサンフランシスコへ行く機会があれば、今度こそ、『Yumi Yogrt』に連れて行ってもらおうと思っている。その時までに、しっかりと英語をマスターしなくては。
しかし、他にも“Yogurt”と名の付く店が存在するため、再度、違う店へ連れて行かれる可能性も否定できないが。

●参考サイト 
『Yumi Yogurt』
http://www.foodnut.com/166/yogurt-place-reviews/

『Ruby’s Yogurt』
http://www.rubyyogurtsmoothies.com/menu.html

※画像は『igosso画像検索』より
http://www.igosso.net/

※この記事はガジェ通一芸記者の「ももぷに」さんが執筆しました。
●ももぷにさんプロフィール:習慣 芸能ニュースチェック、苦手 家の掃除、好きなこと 音楽を聴くこと、チャレンジ ダイエット、特技 体が妙に柔らかい、尊敬する人 矢沢永吉 これは! と思うニュースを紹介していきます。よろしくお願いします!!

  1. HOME
  2. ガジェ通
  3. サンフランシスコで“ヨーグルト”といえば実は意外にも……
access_time create folderガジェ通
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。