映画「モテキ」のキャスト、発表になりましたね。
ヒロイン4人は先にオープンになってたけど、追加で新たに、
リリー・フランキー、金子ノブアキ、そしてピエール瀧、という。

墨さん（リリー・フランキー）はテレビ版でも出てましたね。
RIZEあっくんも、納得。
そして、瀧さん！　おお！

と、一瞬喜びかけたものの、

大根仁が初めて映画を撮る、ということなんだから、
ピエール瀧にオファーするのは、当然。
というか、しないと不自然。
と考えると、テレビ版の方にピエール瀧がレギュラー・キャスティング
されていなかったことのほうが、ありえないというか、信じられないというか、
「何やってんすか大根さん！」って話である。
ということに、今、気づきました。

オファーしたけどスケジュールが合わなかったのか。
テレビ版の方は、うまい具合に瀧さんに合う役どころがなかったのか。
後者なのでは、と、推測します。


映画版「モテキ」、公式サイトはこちら。
http://www.moteki-movie.jp/index.html

あと、当サイトの「特集」のコーナーで、1年前に行った
「モテキコンピ」インタビューはこちら。
http://ro69.jp/feat/moteki201009-1


なお、熱心な読者はみんな知っていることですが、
公式サイトのトップとか、ドラマ版のオープニングテーマの時の
映像とかで、幸世、なにかっつうと、女の子たちが担ぐ
神輿、通称「女神輿」に乗っていますが、あれ、原作では第1回目に出てきます。
で、その元ネタは、弊社刊・全4冊出ている、
「電気グルーヴのメロン牧場　─花嫁は死神」シリーズの、1冊目です。
石野卓球が、「女神輿」という妄想について話していて、それを読んだ
作者の久保ミツロウさん（大変な電気ファン）が、それをそのまま描いたのが、
そもそものきっかけなのでした。

その発言をしたのは石野卓球だし、その本のインタヴュアーは
山崎洋一郎ですが、編集者としてその単行本を作ったのは、私です。
「女神輿の父」と呼んでいただきたい。

写真はその1冊目の「メロン牧場」。
この「某大手書店チェーンのカバーをパクる」というアイディアを
デザイナー田中力弥が思いついた時、
「あんたは偉い！」と激賞したのを、よく覚えています。