昨年ほどではないようですが、今年の夏も暑くなるみたいですね。関東大震災の影響で、企業も家庭も節電で、エアコンの設定温度高めに設定したり、使用を控えたりすることになるのでしょうけど、それが原因で熱中症になってしまう恐れがあるようなので、注意したいですね。
日本生気象学会のサイトに「節電下の熱中症予防のための緊急提言」がとりまとめられていました。
1) 真夏になる前に暑さに強い体を作ろう!
なんでも、「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を1 日30分間程度、1-8週間実施すると暑さに強い体になるそうです。普段から運動とかしない人には、ちょっとキツそうですね。
2)こまめに水分補給、塩分(ナトリウム)も忘れずに!
水だけだと、塩分が不足するので、スポーツドリンクがいいみたいです。
3)衣服の工夫で暑さを防ごう!
スーパークールビズは無理でも...クールビズな服装は心がけたいですね。
4)冷却グッズを上手に使い、より快適に!
デスクトップ周りだと、USB扇風機が大活躍しそうです。
5)住まいの工夫で暑さに対応しよう!
緑のカーテン、水撒きによる気化熱の利用など、工夫次第で色々できそうです。
6)外出時の注意で体感温度を下げよう!
移動中に日陰やクーラーのあるところを利用したりするといいみたいです。
1)真夏になる前に暑さに強い体を作ろう!の詳細な説明によると、「熱中症を防止するために、あらかじめ血液量を増加させることが有効」だそうです。
個人的には、サウナって熱中症予防に結構いいんじゃないかなと思うんですけど、どうなんでしょうかね。
日本サウナ・スパ協会のサウナ健康読本によると、サウナの効果として「自律神経を調節して血管強化」や「心臓機能も高進」というのがあるようです。それぞれの効果により、サウナで血行や血流の促進が行われることや心臓の血液拍出量が増えて、血液循環量も増えることも書かれていたので、運動が苦手な人でもサウナで、熱中症予防ができるのかも知れないですね。節電下の熱中症予防のための緊急提言[日本生気象学会]
サウナ健康読本 サウナならではの身体効果[日本サウナ・スパ協会]
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(KENTA)