やっぱSSDは速ぇな~
思わずそんな独り言が飛び出しちゃいそうなベンチマーク結果が、プロセッサーを3.4GHzの「Core i7」へとアップグレードし、256GBのSSDへと本体ストレージオプションを変更した27インチモデルの最新「iMac」から叩き出されましたよ! 3.33GHzの「Xeon」6コアプロセッサーを搭載する「Mac Pro」をも上回るスコアーには驚きですね...。
あくまでも「Speedmark 6.5」でのベンチマークスコアーなのですが、BTOで最強仕様にパワーアップした27インチiMacにて298のトップスコアーが弾き出され、6コアMac Proの263を余裕で上回ってしまいました。特にオプションを選択せずに標準の3.1GHzの「Core i5」プロセッサーでHDDモデルのiMacですと、スコアーは227までしか伸びませんでしたから、今回の飛躍的なスコアーアップには脱帽でしょうか。ちなみにチューンナップされたiMacがMac Proを破った比較シーンは、他にもPhotoshopやiTunesの利用時、iMovieやiPhotoでの取込み作業、Zipファイルの圧縮解凍、ファイルのコピー中に記録されたそうですよ。
もちろん他の「Mathematica」「Cinebench」「GeekBench」でのベンチマーク比較や「Handbrake」でのエンコード作業などなど、Mac Proのマルチコアプロセッサーが威力を発揮する場面では、依然としてMac Proの優位も伝えられているものの、コストパフォーマンスのことを考えると、iMacのスピードには目を瞠るものがあるかもしれません。まぁ、こうなりますと、なぬ、Macで最強のデスクトップをナメるなよってプライドから、間もなく発売されると噂のMac Proの新モデルにも大注目でしょうかねぇ。
Kwame Opam(米版/湯木進悟)