本日、初めて本会議で質問に立ちました。




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委員会や調査会では毎回質問に立たせて頂いていますが、やはり本会議場は独特の雰囲気があります。

全参議院議員に見られながらの話は少し緊張しました。


「ポピュリズムに走る民主党は、公約を軽視しすぎるし、場当たり的な体質が根づいている」と批判をした時は、激しく野次られました。




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最後に、私自信の経験をお話しして、菅総理に退陣を促しました。



その一部を紹介します:



「私は、経営者時代、社外から敵対的買収を仕掛けられました。しかも、同じタイミングで、社内では造反にあってしまったのです。

自分ではまだまだやれると思っていました。造反組や買収企業と戦って、自分の力でもう一度、立て直す事も出来ると思っていました。

しかし、それにはリスクが伴いました。何カ月、何年続くか分からないその戦いを続けてしまうと、コーヒー会社として本来やらなくてはいけない「お客様の方だけをしっかりと向いて、最高のコーヒー、最高のおもてなしを提供する」ということが疎かになってしまうかもしれない / 経営理念の「一杯のコーヒーを通じて、仲間と共に新しい価値を創造し、そして成長する」という想いが達成できなくなるかもしれない、というリスクです。それは、お客様・消費者そして一般社員に対して一番の背任行為になると思いました。そこで、考えに考え抜いた結果、自分自身はトップの座から降りて、次の経営者にバトンタッチすることを決心したのです。本当に、自分が育てた娘を手放すようで、断腸の思いでしたが、今はそうして良かったと思っています ・・・・・ 今日本は大変な時期なので、トップを代えるべきではないと言う議論に私は反対します。
それは、今のポストにしがみつきたいと思っている政治家の逃げ口上でしかありません。私は今まで数多くの会社を見てきましたが、駄目になって倒産してしまう会社は、社長や役員が最後までポストにしがみついていたケースがほとんどです。組織論から考えると、政治も同じなのです。」



本日、内閣不信任案が提出される見通しです。



この後、党首討論(国家基本政策委員会)がありますが、私の初質問が、参議院議員としては不信任案提出前の総理への最後の質問となりました。



少しでも心に響いていればと、願ってやみません。