鳩山氏が「ペテン師」発言陳謝 グループの会合で
「一時冷静さを欠いた」
民主党の鳩山由紀夫前首相は9日、自らのグループの会合で、菅直人首相を「ペテン師」と批判したことについて「私も一時冷静さを欠いた時があり、大変ご無礼をした。皆様におわび申し上げたい」と陳謝した。「今一番大事なのは党をしっかりまとめきることだ」とも強調。そのために「求められているのは冷静な心だ」と指摘した。
鳩山氏は今月3日、退陣の意向を表明した首相が来年1月ごろまでの続投に意欲を示したのを受け「政治家同士だから約束したことを守るのは当たり前だ。できないならペテン師だ」と発言していた。