一日中パソコンの前に座って作業をしていて、手首に痛みや疲れを感じること、ありませんか? 手首を傷めてしまう前に、毎朝手首のストレッチをしてみてはいかがでしょう

 以前「カラダに良い快適な仕事環境を整えるためのコツ」をご紹介しましたが、このような環境で仕事をしていてもなお手首が疲れる人や、残念ながらこのような快適環境は整えられない...という方は、「Expert Village」が教える、ちょっとしたヨガ的手首ストレッチで、毎朝手首を伸ばしてあげてください

一日中パソコン作業をしていると、反復過多損傷(Repetetive Strain Injury=RSI)になりやすくなります。下記の簡単なストレッチで、それを防ぎましょう。

  1. 手首をグルグルと回し、手を握ったり開いたり、グー・パーの動きを何度か繰り返します。
  2. 片方の腕を肩と同じ高さに真っ直ぐ伸ばし、手のひらを体と反対側に向けて伸ばします。伸ばしていない方の手で、伸ばしている方の手のひらを手前に押して手首を伸ばします。くれぐれもオーバーストレッチングにならないよう、ゆっくり伸ばしてください
  3. 今度は手のひらを体側に向け、手の甲を押すようにして手首の手の甲側も伸ばします。手の甲を押す時は、手がまっすぐになるように指先ではなく、手の真ん中あたりを押してください
  4. さらに手首を伸ばしたい場合は、床に座った状態で手のひらを床に着けるか、イスに座った状態であれば、自分の太ももに手のひらを着けて伸ばします。指先は自分の体の方へ向けてください。体重が掛かりやすい体勢なのでストレッチもしやすいですが、くれぐれも手首や肘が伸びすぎないように、徐々に、ゆっくりと伸ばしていってください。
  5. 今度は手の甲を、4. と同じように、床や自分の太ももに着けて伸ばします。この時、肘は真っ直ぐに伸びないと思いますので、少し曲がった状態で大丈夫です

一つのストレッチにつき、ゆっくりと6〜8呼吸、もしくは20秒程度数えましょう。ゆっくり呼吸することで、手首のストレッチだけでなく、精神的なリラックスにもなります。冒頭のビデオで動きを確認しながらやってみてください。説明は英語ですが、英語が分からなくても動きを見ればわかるかと思います。

Windowsユーザーには「これでRSI予防!PC作業で定期的な休憩を促す無料リマインダー『Big Stretch』」もオススメです。

Exercise Your Wrists & Prevent Strain with These 4 Videos | Unplggd

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)