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PDFに手書きしやすいiPadアプリに惚れた!

2011年04月29日 12時00分更新

UPAD

『UPAD』
バージョン:1.70
App Store価格:600円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 以前このコーナーで『iAnnotate PDF - 注釈』という校正支援アプリを紹介したことがある。便利なんだけど、ズームするたびに画面が一瞬真っ白になって校正作業に集中できない……。と悩んでいたらナイスなアプリを発見。それが『UPAD』だ!

選択範囲をズームしたまま作業ができる
UPAD

 UPADは、PDFや画像を読み込み、そこに直接手書きやふせんの貼り付けができるデジタルノートアプリ。書類や写真の確認に最適!

 筆者はライターという仕事柄、すべての校正をPDFで行なう。その際ズームを多用するんだけど、いちばん感動したのが“拡大入力モード”。ふだんは画面右下にある手書きボタンをタップすると、ズーム枠(左上)と入力枠(画面中央)が現われる。

 これらの枠を好きな場所へドラッグすれば、修正したい部分をズームしたまま手書きができる! ズームしてもほかのアプリのように画面が真っ白になることもないし、そもそもページを何度もズームする必要がない。つまり効率よく校正ができる!

 ちなみにズーム枠自体もピンチズームできたり、拡大入力モードのまま右端のバーでスクロールできたりと直感的に扱えるのもグッド! グレーアウトした部分に触れても手書きできないので、画面に手首を乗せ、ゆったりと手書きできるぞ。

画像にメモを書き込んでPDFに変換
UPAD

 校正が終わったPDFをメールに添付してしまえば、PDFをメールで受け取り、確認し、修正を書き込み、返信するという一連の作業がiPadのみで完結する!

 メール添付の際、ページを範囲選択できるんだけど、いまのところ、1ページと3ページといったような飛び石の指定はできない。さらに一歩進んで、校正したページのみを自動的に抽出し、メールへ添付できると便利かも。今後のアップデートに期待ッス。

フォルダーごとに見やすく管理
UPAD

 フォルダーの作成やノートの移動など管理機能もバッチリ! ただしメニュー操作がめんどうなので、将来的にはドラッグ・アンド・ドロップでもっと直感的に行なえるようになれば、もう手放せなくなりそう。ちなみにドロップボックスに保存したファイルをUPADから直接読み込むことはできないけれど、ドロップボックスアプリなどからUPADへ渡すことは可能ですよ。

手書き時に便利なテンプレートも
UPAD

 方眼紙や原稿用紙などのテンプレートも標準搭載。誌面のラフ作成などにも活用できますな。

 なお機能限定版の『UPAD Lite』(無料)もある。PDF変換やVGA出力に非対応。作成できるノートは計15枚までという制限はあるが、スラスラ書ける気持よさは有料版と同じ。快適なデジタルノートを探している人はぜひ試してみて!

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『UPAD』
App Store価格:600円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
(c)pockeysoft
・ダウンロードはコチラをクリック!
UPAD - PockeySoft

その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー

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