![とある卑猥な仮装少女 HD+DVD [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/610UNYZxUIL.__AC_SX300_SY300_QL70_ML2_.jpg)
「とある……」のアニパロとしては多分、唯一のアダルト物。
企画としては買いなんですが、作品の出来は微妙、というか、
何か中途半端。
出演者５人の中では、佐天さんを演じた人が一番かな？
次点が美琴役の人。
残りは並列。
ストーリーはあってないようなもので、
佐天さんは、例のレベルアッパー欲しさに、
男にだまされて、処女を奪われる。
あまり本気で抵抗しているようには見えませんが、
これは女優さんの演技力のなさに起因するのか、
監督の無能ぶりを示すものでしょう。
美琴さんは、冬馬君（らしき人）と普通にＨ。
原作通り、ペチャパイの人を起用してくれたおかげで、
妙な説得力が……。
着ている制服を脱がされ、そのおっぱいを
冬馬君（らしき人）に揉まれたり、舐められたり、
挙句の果てはおち○ち○を乳首に擦りつけられたりします（
この辺はけっこうイイ）。
ところで、この手の作品って、出演者はそれなりの演技力を要求されるものだと思うんです。
観る人はどうしたって、原作と比べちゃいますからね。
アニコス物はけっこう好きで、
見かけると片っ端から手を出してますが、
今だに「これが最高！」っていうのに出会えたことがないのが厳しいですね。
微妙なのばっかりで、実に歯がゆい。
真面目に分析すると、
業界的にはおそらく本人の性的魅力だけでは売れないっていう
判断があるんだと思います。
だから包装紙の部分で商品価値を高めようとする。
それ自体は決して悪いことじゃないんですが、
うまくいかないんですよね、これが。
もっと本気になって、徹底した演出をすれば、
いいものがつくれると思うんだけどなァ……。
まァ、TMAのコスプレ物に限って言えば、
けっこう値崩れを起こしてたりするので、
ここが底値って時に買っておけば、
それほど後悔もしないんじゃないでしょうか？
