まだそこまで多くのMacが感染していないにも関わらず、これまでのMacのマルウェアの中でも一番の脅威ではないかと言われているのが『Mac Defender』です。感染しないためのちょっとした対策をご紹介しますので、Macユーザーの方は要チェックです。

 ■ダウンロードする前に検索を

Mac Defender、もしくは『MacGuard』や『MacProtector』、『MacSecurity』などのソフトは、簡単に避けられます。まず、このようなアプリを見かけたら、当たり前ですが、ダウンロードしないでください。当然だと思われるかもしれませんが、ウィルスやマルウェアに慣れていないMac初心者のためにもリマインドは重要ですので、あえて忠告してみました。このソフトが何なのか知らない人は、ソフト名で検索すれば、マルウェアかどうか分かると思います。もしマルウェアとしてヒットしたら、すでにオンラインに報告が載っていることでしょう。

■ダウンロードファイルを自動的に開くようにしない

メインブラウザにSafariを使っている場合、ダウンロードファイルを自動的に開かないように設定可能です。Safariの「環境設定 > 一般」を開くと、一番下に「ダウンロード後、"安全な"ファイルを開く」というメニューがあります。初期設定ではこれにチェックが入っているので、外してください。それだけで、万が一Mac Defender(もしくは他のマルウェア)をダウンロードしてしまっても、勝手に開いてインストールされる心配が無くなります。

あとは、アップルサポートのページをまめにチェックするのが賢明です。

どちらも簡単なことですから、ライフハッカー読者であれば大丈夫だと思いますが、念のためにご紹介してみました。もし周りに初心者のMacユーザーがいたら、ぜひとも教えてあげてください。

Mac malware authors release a new, more dangerous version | ZDNet Blog

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)