Lulzsecとアノニマスが世界中の政府・銀行・大企業相手に宣戦布告し、世界中のハッカーに集結を呼びかけました。目標は汚職とダークな機密を暴くことです。
拝啓 Lulz Lizards(Lulz同志),
インターネットの海は世界中の政府とホワイトハットを名乗るセキュリティのテロリストに相変わらず占拠・コントロールされている。汚職金だらけの貨物室に涼しい顔して座り、視界に入る船という船は片っぱしから難癖つけて奴隷にしていいと考えている人たちだ。Lulz Lizard艦は、こうした自由を奪う2011年のモデレーターに即時開戦を布告する。
作戦名は「Operation Anti-Security(#AntiSec)」。大小問わずどの船も、前途に立ち塞がる政府・エージェンシーがあれば発砲すべし。[...]
ホワイトハットでもグレイハットでもブラックハットでも構わん。肌の色も問題じゃない。汚職の存在を知っている人はAnti-Securityの名のもとに今すぐ暴露すべし。
トッププライオリティの任務は政府の機密情報(メール、文書など)を盗んでリークすること。分けても銀行および社会的地位が高いエスタブリッシュメントが標的だ。我々の戦況の進展を報道検閲する者があれば、 Lizards(同志)の血を浴びせて潰してやろう。
やるなら今。チャンスは二度巡ってこない。諸君の協力が必要なのだ...
歴史が今日始まる。
Lulz Security
う~ん...こじれて終わっちゃいそうな予感が...違うかもですが。
このムーブメントで世界が良い方に変わるんでしょうかね?
今は世界中で政治・金融体制に対する不満が高まっており、僕の祖国(スペイン)もそうだし、ヨーロッパ全土で市民が腐敗した政治家や肥えた資本家に反旗を翻してます。これは、あの若者が蜂起して政府に変革を求めた1968年5月21日のフランス自由革命の再来なのかもしれませんね。
不正隠蔽・腐敗を暴くことが真のチェンジに繋がることは確かだし、これは音もなく進行する怒りの革命のほんの始まりに過ぎないという見方もできそうです。
とは言え、関係ない一般人のメールアドレスや秘密をウェブにぶちまけたり、中立の立場の船を沈没させてるんじゃマイナスですよね。誰にもなんの得にもならないし、敵陣にプラス材料与えるだけでしょう。
国や金融機関の不正を暴くことには、もちろん賛成だけど。
(さっそくサイバー犯罪取締局の英SOCA[Serious Organised Crime Agency]のサイトがDDoS攻撃でダウンしましたね)
UPDATE: 米時間25日、解散を宣言しました。
[Pastebin]
Jesus Diaz(原文/satomi)