JR東日本、マナー良く座れる新型シートを公開
JR東日本は28日、電車内で乗客が譲り合ってマナー良く座れるよう、凹凸を大きくするなどした新型シートを公開した。29日から東京の山手線に試験導入する。
座面の両サイドを盛り上げ、奥側も低くした。足を開いて2人分のスペースを"占拠"できないようにし、深く腰掛けやすくして足を前に投げ出す座り方も防ぐ。
居眠りしても体が横に倒れにくいよう、背もたれも真ん中をへこませた。同社と山崎信寿慶応大教授(人間工学)が「座り心地と譲り合いの両立」を目標に開発。耐久性などを確かめ、本格導入を目指す。〔共同〕