サンマをキレイに食べる方法

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そろそろサンマが美味しい季節になりました。今なら刺身でも良いのですが、秋も深まると脂が乗ってくるので焼いたほうが美味しくなります。
そこで、今更ですが“簡単にサンマを食べる方法”を紹介してみましょう。この方法をマスターすればサンマとイワシは簡単かつ“キレイ”に食べることができます。
他にもアジや川魚のニジマスなどのトラウト類にも応用できるので、焼き魚を食べる時の基本として覚えておくと良いでしょう。

まず、魚の頭を持って縦にしてお腹の部分に箸を入れるところから始めます。頭の後ろのエラの辺りから尻尾の方まで、真ん中を割っていきます。
そして“魚の干物”のように開いた状態にします。

頭を持って背骨を身から外します。特にサンマやイワシは身離れが良いのでやりやすいです。
腹骨が身に残る場合もありますが、サンマやイワシはそのまま食べても平気です。
どうしても気になる人は箸でなでるようにすると腹骨が浮くので取り除きましょう。

最終的には“三枚に下ろす”と言った形になりますね。
炭火で焼いたサンマならば“頭と背骨”も食べられますが、ガスコンロだとちょっと火の通りが悪いので背骨と頭は残します。
後は大根おろしを身の上にのせて食べるべし!

ちなみに焼き魚で“大根おろし”がある場合は、魚に直接しょうゆをかけず、大根おろしにしょうゆを垂らすと上品です。
まあ、そこは好みですから細かいことを言うのは野暮ってもんですが。
最初は大根おろしにしょうゆを垂らして、それでも塩気が足りなければ追加するのが正解でしょう。
焼き魚の場合、最初に塩してありますから、いきなりしょうゆを身のほうにドバドバかけると取り返しがつかない事態になりかねません。
特に魚料理が得意な店であれば下味の塩をしっかり振ってあるので、それほどしょうゆをかけなくても十分な塩気があります。

そしてサンマを美味しく焼くための方法もサクッと紹介しておきましょう。
やはり肉でも魚でも“焼く”と言う調理法の究極は炭火ですね。これを超える調理法は地球上に存在しません。
次に意外なのですが電気ロースターがなかなか優秀だったりします。
これは比較的“プロ”の領域ですが、ガスコンロのグリルで焼くとどうしても“水っぽくなりがち”な焼き魚ですが、最近のハイパワーな電気ロースターだと皮までパリっと焼けるのです。
ちなみに居酒屋や小料理屋さんでも電気ロースターを使っている店が結構あるので、美味しい焼き魚が食べたい人は持っていても損はしないはずです。
筆者も気合い入れて魚を焼く時は電気ロースターを愛用しています。
他にもハイパワーを生かして食パンをトーストしたりピザを焼いたりと、魚を焼く意外にも色々と使える奴なんです。

“簡単にサンマを食べる方法”と偉そうに銘打った割りには大したことない小技ですが、魚を食べるのが苦手と言う人の食べ方を見ると、明らかにノープランと言うか、なんの考えもなしに箸を魚に入れた挙げ句、ちょっと“散らかった感”のある食べ終わりになる人が多いようです。
ちょっとしたコツさえ知っていれば簡単かつキレイに魚が食べれるので、覚えておいて損はないはず。
この機会に三枚おろし法をマスターして、秋のサンマを食べてみてはいかがでしょうか?

※この記事はガジェ通ウェブライターの「YELLOW」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
酒と料理に無駄な情熱を燃やす「駄文系」ライター
「究極の肉」を手に入れる為に「第一種狩猟免許」を取得した
業界としてはニッチな「マタギ系ライター」を目指すが、あまりにマニアック過ぎる為に需要があるかは謎である

特技は料理とカクテルとバイク事故で骨折する事

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