マーティ・フリードマンがニコファーレでライブ＆トークイベント開催　自身のレーベル「極辛レコーズ」第1弾リリースバンドにMICHAEL AMOTTからの楽曲提供が決定

2011/09/19 21:56 ニコニコニュース生活・趣味

AKB48「会いたかった」を演奏するマーティ・フリードマンとダンサー「あすかときょうか」

　六本木の次世代ライブハウス・ニコファーレで2011年9月17日、世界的ギタリストであるマーティ・フリードマンが出演し、ライブ＆トークイベント「MARTY FRIEDMAN presents TOKYO JUKEBOX」を開催。ニコファーレをジュークボックスに見立てて、9月14日に発売された「TOKYO JUKEBOX 2」のアルバムの中から斬新なアレンジで解釈した”邦楽”を、炸裂する神業ギターで表現力豊かに演奏し、会場とネットの観客を魅了した。

・「MARTY FRIEDMAN presents TOKYO JUKEBOX」の写真を見る
http://news.nicovideo.jp/watch/np86241

　イベントがスタートすると、まずオープニングアクトとして箏とコラボしたクラシックの名曲「Canon la Koto」をバックに登場。続いて「踊ってみた」双子の女子高生ダンサー「あすかときょうか」を従えて演奏したのはAKB48の「会いたかった」のメタルアレンジ。これには中継をしていたニコニコ生放送の視聴者からも「なんでやねんｗｗｗｗ」「選曲がマーティらしいなｗ」などの意外な選曲と演出にコメントも反応していた。

　その後は同じアルバム「TOKYO JUKEBOX 2」から松浦亜弥の「Yeah!めっちゃホリディ」、八代亜紀の「雨の慕情」「舟歌」と、立て続けに異色の組み合わせによるカバー曲を演奏。特に「雨の慕情」では過去に八代亜紀と共演した際の映像が背面のLEDモニターに映し出されており、コメントでも「八代亜紀の存在感ｗ」「演歌の泣きのメロディはメタルに通じるからな」と大反響を呼んでいた。

　続いて「ヘビメタさん」「ROCK FUJIYAMA」でも共演していた鮎貝健氏が登場し、マーティと息のあった進行でマーティが「マーティP」として主宰するレーベル「極辛レコーズ」からの発表をした。第一弾デビューアーティストとしてニコニコ動画のオーディションから選ばれたギタリストのvincentと磯貝真由がゲスト出演、さらに極辛レコーズの中森氏とニコニコ動画の齋藤P氏を迎えてのトークセッションでは「極辛レコーズ」の第1弾リリースには、ボカロPの「鬱P」、「ダルビッシュP」に続いて、世界的ギタリストMICHAEL AMOTTが楽曲提供することが発表されると、会場とネットのコメントで「おおおおおお」とどよめきが起こった。最後は「お約束」として極辛フードを食べ、ファンタを飲みながらの掛け合いに、会場からは何度も笑いが起こっていた。

　エンディングでは東日本大震災の後、マーティがメガデス時代のギターを全てチャリティに出品した話に及び、

「明日どうなるかわからない。後で後悔しないように辛くてもチャンスがあればがんばってほしい。今を楽しみましょう」

のメッセージを込めて「Devil Take Tomorrow」をvincentとセッション。アンコールの大きな拍手の中、「また君に恋してる」と再びダンサーを従えての超絶プレイで「ポリリズム」を披露。大きな盛り上がりの中でライブは終了した。

◇関連サイト
・極辛レコーズホームページ – 公式サイト
http://binylrecords.com/gokukara/
・「マーティP」企画特設ページ
http://binylrecords.com/martyp/
・[ニコニコミュニティ]マーティP　- ニコニコ動画内コミュニティ
http://com.nicovideo.jp/community/co439041
・[ニコニコ生放送]MARTY FRIEDMAN presents TOKYO JUKEBOX in ニコファーレ – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv61978213?po=news&ref=news
・Marty Friedman（マーティ・フリードマン） Official Website – 公式サイト
http://www.martyfan.com/
・「MARTY FRIEDMAN presents TOKYO JUKEBOX」の写真を見る
http://news.nicovideo.jp/watch/np86241