目からウロコです。クラウドってこういう使い方もあるのか！ と。
デジタルテレビ向けの動画配信サービスの｢T's TV｣。旧来のビデオ・オン・デマンド（VOD）と違い、クラウドからの映像配信に対応。リモコンからのリクエストもクラウド上で行うため、リアルタイムでスムーズな字幕・音声切り替えも実現できる！ というVODの最先端サービスですが、このクラウドによる利点を発揮した、世界初の｢クラウドリモコン(TM)｣なAndroidアプリが公開されています。
赤外線とかの通信じゃなくて、クラウドで利用する動画配信サービスとはどんなものなのか、早速体験してみましたので、レポートします！
まずは公式ホームページの手順に従って、会員登録。スマホではアプリをダウンロードし、会員登録したIDでログインするだけで準備OK。
もちろんアプリから会員登録をすることもできます。もちろん登録は入会金・年会費無料です。
で、本来ならテレビで見たい作品を探したりといった使い方ですが、作品検索はスマホから行えます。
この辺はテレビリモコンよりも遥かに便利ですね。リモコンのボタンをポチポチやるよりも快適に作品検索ができます。ランキング表示や新作情報も見やすくていい感じ。ストーリーや評価もスマホからチェックできます。今回は｢ツーリスト｣を選択しました。（｢ツーリスト｣の配信期間は2011/11/23まで）。
さらに、facebookとtwitterとも連携できるので、自分が見た作品や気になっている映画をお手軽にソーシャルメディアでシェアできますよ。
と、ココまではあんまりクラウドじゃないですが、この先がクラウドの真骨頂！
アプリからレンタル購入して｢視聴する｣をポチっとタップすると、テレビが連動して映像の再生が始まります。Androidにはリモコン画面が表示され、DVDやBDのように再生・停止・早送り・字幕切替・音声切替などの操作ができました！
仕組みとしては、Androidから操作したリモコン信号が、T's TVのクラウドサーバーへ送信され、その後、テレビへ送られます。そのため、テレビ用のリモコンで操作するよりもレスポンスがよいようです。手元のスマホでレンタルからコントロールまでできちゃうのは面白いし、便利かも！ なにより赤外線じゃないので、どっち向いてても操作できるし、機種による制限がないのがいいですね！
例えば、仕事帰りとか。今日はダラダラとビールでも飲みながら映画見たいな。って気分の時は、帰りながら作品探しておいて、帰ったらそのまま再生できる。
レンタルショップに寄らなくても済むし、返さなくても済んじゃいます。そしてスマホの画面じゃなくて、ちゃんとテレビで見られるってのはやっぱり嬉しいですね。ふんぞり返ってビール飲みながらでも操作できるとか！
仕事のデータとか保存したり、スケジュール共有したりするものって認識が高いクラウドという概念ですが、いろいろな可能性を秘めてるんだなぁ～と再認識させられました。
このまま色々な家電がクラウドで繋がって行くのかなぁ～？ と、ちょっとだけ先の未来を体験した気分です！
最後にT's TVを使ったポイントを載せておきますね。
・Androidスマートフォンから快適に作品検索できる
・そのままレンタル
・DVDリモコンにもなる
・テレビに向けなくてもいい
・Twitterなどと連携したサービスもできる
もうちょっと・テレビの電源はリモコンが必要
もうちょっとなポイントは、まぁテレビを使う以上必要不可欠な動作なのでしょうがないですね。でも、テレビリモコンでの操作に比べたらアプリからの方が検索性も、操作性も断然上。なにより直感的です！
さすがに早送りや巻き戻しといった操作は実行されるまでワンテンポの待ちがありますが、これはストリーミング受信にバッファが設けられているというテレビ側の仕様でもありますしね。
というわけで、クラウドで利用するT's TVおすすめです。今なら登録すると、T's TVで映画やドラマなどが見られる3000円分のポイントが付くようです！ 月額888円で仮面ライダーなどが見放題の｢東映特撮BBパック｣のような月額見放題商品も用意されているので、大きい子供にとっても嬉しいんじゃないでしょうか。3000ポイントを試しに使ってみると、意外とハマっちゃうかもしれませんね。
もうすぐiPhone版も出るらしいので、iPhoneユーザーでも快適なT's TV Lifeが送れますよ。
［T's TV , T's TV リモート (Android Market）］
（小暮ひさのり）
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