<ソフトバンク1-2西武>◇14日◇福岡ヤフードーム

 西武が中村剛也内野手(28)の一打で同点に追いついた。1点を追う7回、それまで1安打に抑えられていた和田から先頭の中島が左翼線二塁打で出塁。無死二塁のチャンスで中村が外角のチェンジアップに食らいつき、右前へ同点適時打を放った。

 同点の9回には、森福の変化球を左中間スタンドへ値千金の両リーグトップを独走する勝ち越し40号ソロ。打点もリーグトップの95となった。粘投する涌井を援護した中村は「ワク(涌井)がずっと頑張っているので、何とか点を取りたいと思いました。一振りで取れて良かったです」とコメントした。