春の都大会で準優勝し、37年ぶりの夏の甲子園を狙う古豪には「キムタク」がいる。佼成学園(西東京)の木村拓哉外野手(2年)の父隆昭氏(47)は83年に阪急入りしたが、肩の故障で翌年に引退。木村は右利きながら、父の指導で左打ちになった。「名前をすぐに覚えてもらえるからうれしい。父を甲子園に連れて行きたい」。