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 高速鉄道列車追突事故、原因は落雷、一部運行再開

2011-07-24 19:17:30     cri    

 23日夜、浙江省温州市で起きた高速鉄道列車の追突脱線事故の原因について、鉄道省報道官は24日、「落雷で先行列車が立ち往生したところに、後続列車が追突した」と発表しています。現在のところ、救助作業はまだ続いています。

 事故発生後、現場に残された浙江省内の乗客1700人はそれぞれ杭州、寧波、紹興、台州市に移りました。また、橋から転落し空中にぶら下がっていた車両は、24日午前9時54分に地面に下ろされました。車両がひどく損壊しているため、中には乗客5、6人がまだ閉じ込められていると見られ、救助作業が進められています。また、亡くなった北京発D301列車の運転手は、最後まで緊急ブレーキを掛け続けていたことが分かりました。

 24日午前8時の時点で、死傷者のうち、アメリカとイギリス籍の死者が2人、重症者が2人出ているということです。

 なお、24日午後4時36分、事故に巻き込まれた杭州―福州南間のD3115列車が、乗客500人を乗せ、運行を再開したということです。また、北京―福州南間のD301列車も間もなく運行を再開する予定です。

 事故発生後、張徳江副首相が関係部門の責任者を率いて温州へ入り、救助と善後策および事故調査を指揮したほか、24日昼、温州市第三人民病院で負傷者を見舞いました。このほか、盛光祖鉄道相、浙江省の呂祖善省長も現場に駆けつけています。(閣、大野)

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