●『ドラコレ』プレイヤーならずとも驚愕の3大企画!

 KONAMIは、2011年8月18日、東京・ミッドタウンにて、GREEで配信中の人気ソーシャルゲーム『ドラゴンコレクション』に関する発表会を行った。
 発表されたコラボ企画は、以下の3つ。

●ローソン×サントリーコラボキャンペーン
全国のローソンで対象のサントリー商品を購入すると、『ドラゴンコレクション』内でレアモンスターが手に入るキャンペーン
●講談社マガジン5誌合同キャンペーン
週刊少年マガジンなど5誌で展開されるキャンペーン。誌面のQRコードを読み取ると、各誌の描きおろしレアモンスターカードなどが入手できる
●週刊少年マガジンでの漫画連載
『ドラゴンコレクション』を題材にした連載漫画がスタート

 発表会の流れを追いながら、それぞれについて詳しく解説していこう。

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▲特別映像からスタートした発表会。司会は、フリーアナウンサーの古瀬絵里が務めていた。


●『ドラゴンコレクション』ユーザーをさらに拡大するための企画

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 発表会の冒頭には、まずKONAMIのソーシャルゲーム事業を統括する、コナミデジタルエンタテインメント執行役員の上原和彦氏が登壇。「『ドラゴンコレクション』はまもなく1周年を迎えますが、これもひとえに毎日遊んでいただいている全国のユーザーの皆様、関係者の皆様の協力があってこそです」(上原氏)と、まずユーザーへの感謝を述べたうえで、この日発表するコラボ企画が、より多くの人に『ドラゴンコレクション』の魅力を知ってもらうためのものであることを説明した。

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 続いて登壇したのは、『ドラゴンコレクション』プロジェクトの指揮を執っているソーシャルエンタテインメントプロダクション エグゼクティブプロデューサーの早川英樹氏。早川氏も、やはりユーザーへの感謝の弁を述べたうえで、「KONAMIは以前から、アミューズメントゲームをネットワークでつないだり、カードゲームという人同士が対面して遊ぶものを提供するなど、人と人とのつながりを大事にしてきました」(早川氏)と、KONAMIがソーシャル性のあるエンターテインメントを追求し続けてきたことを強調。『ドラゴンコレクション』は、そうしたKONAMIの強い思いを乗せたものであり、この日発表する3つのプランは、それをさらに広げていくためのものであると語った。

●(1)全国で展開されるローソン×サントリー“BOSS”超大型企画!

 コラボ企画発表の口火を切ったのは、ローソン、サントリーコーヒー“BOSS”とのタイアップ企画だ。2011年8月30日〜9月12日のあいだにローソンで対象の“BOSS”製品を購入すると、レシートに応募番号が印刷される。これをキャンペーンサイトから入力すると、1〜5本目では『ドラゴンコレクション』中で使用できる回復薬がプレゼントされ、6本目ではオリジナルモンスター“BOSSイーツ”を入手することができる。また、抽選で5000名に“ジェリー”のフィギュアアクセサリーが当たる。さらに6本目を購入した人のためのWチャンスとして、抽選で1000名にSレアモンスターが、抽選で5000名にレア+モンスター以上が入手できるガチャチケットが当たる。対象商品はサントリー缶コーヒーBOSSの、レインボーマウンテン、贅沢微糖、無糖ブラック、カフェオレ、ゼロの頂点、シルキーブラック300g、シルキーブラック400g。

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▲ローソン 広告販促企画部クリエイティブディレクターの白井明子氏は、「ナンバーワンソーシャルゲームの『ドラゴンコレクション』とタイアップできて光栄です。ローソン、『ドラゴンコレクション』、BOSSのお客様は、親和性が高いと思いますし、がんばってキャンペーンを進めていきます」とコメントした。

▲サントリー食品インターナショナル株式会社BOSSブランドマネージャーの鵜飼太祐氏。
「人気の高い『ドラゴンコレクション』というゲームとタイアップをするということで、楽しみなキャンペーンになると思っています。SNSへの取り組みはBOSSにとっても新しい挑戦です。ぜひBOSSを飲みながら、『ドラコレ』を楽しんでほしいです」(鵜飼氏)と語った。


●(2)マガジン5誌連合と『ドラコレ』の最強コラボ!

 つぎに、壇上には2011年ミスマガジンの4人が登場。それぞれ『ドラゴンコレクション』ではおなじみのモンスターの扮装に身を包んだ彼女たちから、ふたつ目の大型企画が“『ドラゴンコレクション』×マガジン5誌連合”企画であることが発表された。
 これは講談社の“マガジン”の名を冠した5誌(週刊少年マガジン、ヤングマガジン、月刊少年マガジン、別冊少年マガジン、マガジンSPECIAL)が連合して進められるタイアップ企画で、各誌に掲載されるQRコードを読み込むことにより、各誌のオリジナルモンスターが入手できる。また、同時にプレゼントへの応募もされ、各誌ごとの抽選でレア+のモンスターが、全誌合同の抽選でSレアのモンスターが当たる。
 各誌のQRコード掲載スケジュールと、入手できるオリジナルモンスターは以下の通りだ。

■週刊少年マガジン 2011年8月31日発売号
オリジナル描き下ろしモンスター3種の中から、応募者の属性に合った1体が入手できる
■ヤングマガジン 2011年9月5日発売号
朝基まさし先生(『サイコメトラーEIJI』作者)オリジナル描き下ろしモンスターカード
■月刊少年マガジン 2011年9月6日発売号
あだちとか先生(『ノラガミ』作者)オリジナル描き下ろしモンスターカード
■別冊少年マガジン 2011年9月9日発売号
雷句誠先生(『どうぶつの国』作者)オリジナル描き下ろしモンスターカード
■マガジンSPECIAL 2011年9月20日発売号
木下由一先生(『くろのロワイヤル』作者)オリジナル描き下ろしモンスターカード

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▲ミスマガジン2011グランプリの衛藤美彩(えとうみさ)さん。サキュバス風の扮装について、「ちょっぴり悪魔な感じで、しっぽもちゃんとついているのがお気に入りです。腕と、足にあるギザギザがセクシーな感じで、かわいいかな、って思います」とコメント。

▲ミスマガジン2011準グランプリの綾乃美花(あやのみか)さんは、天の邪鬼の扮装。「角がついているんですけど、これがよく見ると、凝っていてかわいいんです。(いつもは前髪を上げているので)ぱっつんの前髪を経験できてウキウキしています」とのこと。

▲ミスマガジン2011ミス週刊少年マガジン賞の秋月三佳(あきづきみか)さん。ワータイガーの扮装については、「すごくかわいくて、公園とかにいたらいいな、ってキャラですね(笑)。角とか耳とかふわふわしていて気持ちいいです」とうれしそうに話していた。

▲ミスマガジン2011ミスヤングマガジンの朝倉由舞(あさくらゆま)さん。ちょっと過激なアプサラスの扮装について、「翼がお気に入りです。神様、妖精みたいでいいですよね」とのこと。


●(3)週刊少年マガジンで漫画連載決定!

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 3つ目の発表は、コチラで既報の通り、週刊少年マガジン誌上での漫画連載決定についてだ。漫画のタイトルは『ドラゴンコレクション 竜を統べるもの』で、KONAMIの原案・監修のもと、金城宗幸氏がシナリオを、芝野郷太氏が作画を担当。2011年8月31日発売号から連載がスタートする。

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 この発表とともに週刊少年マガジンの森田浩章編集長が登壇し、漫画化の経緯についての秘話が語られた。森田氏によると、KONAMIから漫画化のオファーを受けるまで、『ドラゴンコレクション』を知らなかったのだという。しかし森田氏は、「断る理由を探すためにプレイしていたらハマってしまい、編集部の何人かもハマり……なんだか知らないうちに漫画をやることになっていた、という感じです(笑)」(森田氏)と、冗談めかして話しつつも、『ドラゴンコレクション』の魅力があってこそ実現した企画であることを説明した(ちなみに森田氏の『ドラゴンコレクション』のレベルは、現在109まで上がっているのだとか!)。
 また森田氏は、「ソーシャルゲームが原作の漫画は初めてなのですが、『ドラコレ』という世界観はあるものの、あるのは世界観だけなので、後はかなり自由にできるんですね。そこでKONAMIさん、早川さんに相談したところ、「自由にやってください」と。“自由”が逆にプレッシャーになって、どうやったらマガジンの読者に受けるか、すごく悩みました」と生みの苦しみについて語るとともに、「年末には単行本が発売されることになると思いますが、KONAMIさんと仕掛けを考えて、おもしろい単行本にしたいです」と、『ドラゴンコレクション』をプレイしている人にとっては気になる発言。さらに「映像化、海外展開については早川さんにお任せして進めていただければと」(森田氏)と、さらなるビッグプロジェクトへの展開を匂わせる発言もあったが、これについての早川氏の答えは、「それに限らず、いろいろと。どんどん広がって、たくさんの方に知っていただき、遊んでいただける機会を作っていきたいと思います」と、否定とも肯定とも取れるもの。とはいえ、漫画が人気になれば、より大きな展開を見せる可能性は十分にありそうだ。
 最後に森田氏は、「マガジンも『ドラコレ』も、それぞれ100万以上のユーザーがいるコンテンツです。それを愛してくれている人を裏切らない作品にしますので、連載開始号にご期待ください」と力強く語っていた。

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▲最後に特別ゲストとして、『ドラゴンコレクション』プレイヤーを代表してTKO、ローラが登場。


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▲ローラは、スマートフォンで遊べるようになってから『ドラゴンコレクション』にハマり、移動中などにプレイしているんだとか。

▲TKOの木元も、スマートフォン派。『ドラゴンコレクション』には興味があったが、スマートフォン版のリリースまで待ってから遊び始めたとのこと。

▲TKOの木下は、熱烈なKONAMIファンであることを宣言。「『ウイイレ』も『パワプロ』も大好き。KONAMIのゲームなら間違いないです」(木下)と語っていた。


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▲『ドラゴンコレクション』のモンスター“九尾の狐”は、仕草が似ていることから、制作陣のあいだで“ローラ”と呼ばれているんだとか。このエピソードを聞いたローラは大喜びしていた。

▲木下が、自分にそっくりのモンスター(?)、トロールの扮装……らしき覆面をするサービスも。「どうりで今日の衣装が緑やと思ったわ! いくらなんでも雑すぎやろ!」(木下)と、思わず突っ込まずにいられなかった様子。

▲連載漫画の公開に先駆けて、本編の導入部を3人がアテレコ。どうやら主人公は平凡な高校生で、『ドラゴンコレクション』の世界が現実世界に流れ込んできてしまい……というストーリーになるようだ。


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(C)Konami Digital Entertainment