失敗をしないということは、何もしないということだ

この名言は、アメリカのバスケットボール界では知らない人はいないほどの名将John Wooden氏の言葉です。この言葉は「時々失敗をするのはいいけれど、何もしないのが一番よくない」という教えです。

 私たちは、失敗するのを恐れて完ぺきであろうとしますが、万が一失敗してもそこから学ぶことができます。同じようなことを教えている格言や名言はいくつもありますが、忘れてしまいがちなことなので、改めてご紹介しました。

むしろ、失敗は成功に向かって実際に努力をしているという証です。50回失敗して、やっと何かを成し遂げられると言われることもあります。それに、失敗した経験がないと、成功の喜びも感じにくいのではないでしょうか。

日本にも「失敗は成功の母」という格言があります。ダメージの大きい致命的な失敗は、できることなら避けたいものですが、小さな失敗をしてこそ学ぶこともあり、成功もあるのだということを忘れないでいたいものです。

John Wooden Quotes | BrainyQuote

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)