使い方は1つじゃない モレスキンノートの使い方

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 「モレスキン」というノートをご存知だろうか。イタリアのモレスキン社が販売する手帳のことで、フランスの製本業者の間で1世紀以上愛用されてきた黒革のノートが原型となっている。ヘミングウェイやゴッホ、ピカソといった名だたる作家や芸術家が愛用していたことでも知られる。
 近年復刻されたモレスキンノートは、携帯性にすぐれたデザイン、頑丈な装丁、クリーム色の用紙、拡張ポケットなど、シンプルでありながら自由度が高く、人気を博している。

 モレスキンには「文化」「想像力」「記憶」「旅」「個性」という5つのキーワードがある。
 ダイヤモンド社から出版されている『モレスキン 人生を入れる61の使い方』(堀正岳、中牟田洋子、高谷宏記/著)では、この5つのキーワードに寄り添いながら、61人のモレスキンの手帳の中身を見ることができる。
 シャープペンシル1本でびっしり文字が並んだものや、カラフルなペンで豊かに彩ったもの、スケッチブックのように絵がたくさん描いてあるもの、写真や雑誌の切り抜きを貼ったもの、しおりにチャームをつけたり、ページをくり抜くといった改造をしたもの。本書にはまさに61通りの使い方が載っているが、これらを参考に自分だけの使い方を考えることができる。手帳は使う人の数だけその使い方があるのだ。

 なかなか手帳をうまく使いこなせていないと悩む人は、本書で紹介されているモレスキンノートを参考にした上で、自分の生活スタイル、性格に合った自己流の手帳を作ってみてはどうだろうか。
(新刊JP編集部/田中規裕)


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