友達友達っていうけど実際どうなのよ?
あ、Facebookの「友達」のことね。Twitterのフォロワーも一緒だけど、何か伝えたい情報があった時、本当にその「友達」みんなに知られちゃってもいいわけ?
私は嫌ですね。だっていつそれを誰かに見られて分析されて人生を棒に振ってしまうことになるかわからないし。
そこでGoogle+の出番となるわけです! Google+は「セミシェアリング(限定的な情報共有)」に最適で、自分で設定した限られた人たちの間だけでプライベートなやり取りをすることができます。投稿ごと、会話ごとに誰に見せるかを自由に決めることができます。
よくよく考えてみるとそれってリアルに近いですよね。だっていつもその場にいる人によって話す内容を変えていませんか? 話したい内容によって会う人を決めていませんか? そんなリアルで自然なコミュニケーションを可能にするのがGoogle+なのです!
ただ...誰もそんな風には使っていないのが問題なわけです。
とりあえずみんなGoogle+についてばかり話していて、よほど真面目な人じゃない限り一般投稿はおもしろくないし、友達がある程度そこにいなければ限定投稿もあまり楽しくないんですよね。
せっかく素晴らしいサークルっていう機能があることですし、どうせやるんならみんなもっと有効に使いましょうよ。
サイトデザインには改善の余地があるかもしれません。白いスペースがたくさんあるからどうしても長くて偉そうで小難しい投稿が目立ってしまいます。でもそれはデザインより男性ユーザーが多いということの方が原因かもしれませんが。
要はどうすればいいの? Google+で何を投稿すればいいの?おもしろいことや、パーソナルなことを投稿してください! もっとリスクやチャンスを背負っていきましょう! 失敗談や失恋話、夢や希望など、どんどん恥ずかしいことを言っていきましょう。上司の愚痴、恋人の悪口、人生の悩みなども大歓迎です。起業のアイディアも聞いてみたいです。何か上手いこと言い逃れた話とか、ブラックな秘密とかも興味深いですね。とにかくその胸に秘めた想いを伝えてください。愛していると言ってください。ぶっちゃけてください!Google+そのものについての意見はもううんざりです。ブログ投稿へのリンクとか子供やペットの写真とか、FacebookやTwitterでやってきたことをそのまま持ち込まないでください。
TwitterやFacebookができなかったことは、友達との秘密をつくり、それを限られた人たちの中でシェアすることです。それが「セミシェアリング」であり、Google+はそれができる世界です。それはもう本当に楽しくて活き活きとした世界です。そんな世界を一緒に創りませんか?
怖いのはわかります。私が先頭に立って見本を示していきましょう。
Mat Honan(原文/丸山裕貴)