マクドナルドが中国で『W』ロゴ商標を提訴 『M』を逆にしただけ!

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マクドナルドといえば『M』のロゴがすぐに思い浮かぶが、中国ではある事業者が登録した『W』ロゴをめぐり、マクドナルドと事業者の間で商標トラブルが発生している。

中国新聞網は17日、両社の商標争いが10年目に突入したと報じた。発端は、2001年に中国の事業者が北京に店をオープンした際、赤い背景に黄色の『W』ロゴを記した「万代福(ワンダフルワンダフー)」という名の商標を登録したため。

登録を受け、マクドナルドはすぐに『W』のロゴは『M』と酷似しており消費者を混同させる恐れがあるとして、2003年に商標局に『W』ロゴの登録を撤回するように求めた。しかし、商標局はこれを棄却。そこでマクドナルドは、商標局のさらに上級機関にあたる商標評価審議委員会に審査を要請したが、ここでも同委員会は2010年に「食堂やカフェなどで『W』商標は使えないが、そのほかの事業所では使える」との決定を下した。

マクドナルド側はこの結果にも満足せず、『W』商標をすべての事業所で使用できなくするように提訴。争いの場を北京に移し、現在も争いが続いている。

『W』ロゴを登録した事業者は、マクドナルドの対応について「マクドナルドのMは“門”の形で、私が使っているWは“碗”の意味を持つ。一体マクドナルドはこのロゴとなんの関係があるのか」と主張し、「アルファベットは26個あるが、マクドナルドはMを使っているのになぜ私はWが使えない」と不満を露にしている。

事業者の言う通り、レストランのロゴにどのアルファベットを使っても良いはず。だが、写真を見れば一目瞭然。問題の『W』ロゴは、マクドナルドのMをそのまま裏返しにしたパクリロゴ。このニュースは韓国でも話題となっており、韓国人ネットユーザーも、「これはデザインが似過ぎだろ!」「笑った」などの反応を寄せている。

※画像:ソウル経済新聞より引用

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]

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