真珠子学園

真珠子主催の活動公式公開日記。
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祈る。

2011-03-17 04:33:22 | 画廊





大変な日々が続いていますね・・・。

日本にまさかこんなことが起こるなんて・・・。








地震があった日、私は、ネオコス関西の壁紙となる原画描きを

愛☆まどんなちゃんとファミレスでせっせと描いている真っ最中で、

揺れがいよいよ大きくなって、テーブルの下に隠れ、真っ先に思ったのは、

「夫の頭がかち割れる!!!」でした。

着物がたんまり入っている重たい箪笥を昔、うっかり倒したことがあって、

その時、ちょうど下に置いていた藤のバッグがばきばきに壊れたことがあったのですが

その藤の位置に、いつも夫は、頭を置いて寝ているのでした。

ぐらっぐっらに揺れてる最中は、まだ電話も通じて(その直後から何時間も一切不通)

安否が確認できたので、その安堵感がよっぽどだったのか

それから何時間も連絡とれなくても

場所を移動して、電車が開通するまで絵を描き続けました。

情報が入ってこない状態で、ツイッターだけが頼りでした。

家に帰ってから、東北地方の災害を知り、被害の大きさに恐怖し、

しばらく何日もなにもできなかったけれど、

私に今、できることは作品を作ることだと思って

彫刻刀を握りました。


原発も、地震も、それから、数々のそこから引き起こってしまった事件も、

一刻の猶予も許されない大問題ですが、みなさん、心を落ち着けて

祈りましょう。





祈りの絵を描いて彫りました。





この絵に色をのせるとき思ったのは、

これを見た人が少しでも元気になったり、癒されたりしたらいいなぁと思ったので、

波を連想させるような色は避けたり、こんな時こそ、ピンクに力をもらおうって思ったり、

あと、赤は見てるとやっぱり生命力感じるな、と思ったり、

緑は安心感、そして、黄色ってやっぱり光だ。なんて幸せなんだろう

って思ったりしました。

そして、塗るときも、塗りむらをなくしてきっちり線の境界線まで塗り込んだ方が

情緒に安定感もたらすかなとか、、、、、



いつも、絶対考えないことを考えていました。


日本は、今までどれだけ平和だったか、と言うことです。。。





平和すぎる時には、ちょっぴり地獄を求めてた。



今は、心から平和がほしい。













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