8月の携帯純増数、ソフトバンクが17カ月連続で首位
「iPhone4」がけん引
通信各社が7日発表した8月の携帯電話の契約件数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数はソフトバンク傘下のソフトバンクモバイルが23万9000件で、17カ月連続で首位を維持した。夏商戦で各社がスマートフォン(高機能携帯電話)の品ぞろえを拡充するなか、ソフトバンクは米アップルの「iPhone(アイフォーン)4」が引き続きけん引し、競合他社に差を付けた。
NTTドコモは18万2100件で、7月に続き2位。米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホの製品群を増やし、人気を集めた。
前月4位だったイー・アクセス(イー・モバイル)は7万5000件で、3位に浮上。周辺のノートパソコンにネット接続できる「テザリング」機能を搭載したスマホが好調で全体を押し上げた。一方、KDDI(au)は7万3000件で、前月から順位を1つ落とし4位だった。〔日経QUICKニュース〕
関連企業・業界