北海道新聞(電子版)などが伝えたところによると、北海道北見市の書籍販売「福村書店」は、7月6日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、近日中にも自己破産を申し立て倒産する見通しが明らかになりました。
1947年に創業の同社は、地元大手の書店として北見市内に本店や別館となる「北の書籍館」を構えたほか、一時は札幌にも支店を開設するなど事業を拡大していました。
しかし、インターネットの普及による消費者の書籍離れや競合店との競争激化で販売が低迷したことに加え、事業拡大による借入金が資金繰りを逼迫したため、やむなく事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。
信用調査会社の東亜リサーチによると、負債総額は約5億6000万円の見通し。