企業向け『ThinkPad Tablet』と個人向け『IdeaPad Tablet K1』 レノボ・ジャパンが10.1型Androidタブレット2製品を発表

access_time create folderデジタル・IT
企業向け『ThinkPad Tablet』と個人向け『IdeaPad Tablet K1』 レノボ・ジャパンが10.1型Androidタブレット2製品を発表

レノボ・ジャパンは8月3日、Androidタブレット2製品の発表会を開催しました。いずれもOSにAndroid 3.1を搭載した10.1型タブレットで、ひとつは企業向けの『ThinkPad Tablet』で8月2日に発売して9月上旬に出荷開始を予定、もうひとつは個人向けの『IdeaPad Tablet K1』で、8月26日に発売します。

『ThinkPad Tablet』 背面は『ThinkPad』らしいデザイン

『ThinkPad Tablet』は、企業向けにセキュリティや運用管理の強化、周辺機器の充実を図ったモデル。日本では個人ユーザーにも人気が出そうですが、個人ユーザー向けの直販は検討中とのこと。本体は最薄部14.5mm、重量約743g。1280×800ドットの10.1型ワイドIPS液晶を搭載し、ディスプレー部に『Corning Gorilla Glass』を採用しています。ウェブカメラは背面と前面に搭載。mini HDMI、USB 2.0、miniUSB、SD、SDHC、MMCに対応する3-in-1カードリーダーを装備するなど、豊富なインタフェースをそろえています。CPUは『NVIDIA Tegra 2』デュアルコア、1GBのLPDDR2メモリーと16/32/64GBのSSDを搭載。バッテリー駆動時間は最大約9時間です。

4ボタンを搭載

操作ボタンを4コ搭載しているのが特徴。いちばん左はローテーションとロックボタン、その隣にブラウザボタン、バックボタン、ホームボタンを搭載します。

キーボード付き折りたたみケース 専用ドック

周辺機器は、トラックポイント付きキーボードを搭載する折りたたみケース、本体を縦置きにして、USBキーボードを接続できる専用ドックをラインアップ。『TinkPad』で特徴的な、赤いトラックポイントを模したペンもオプション品です。本体価格は64GBモデルが6万5940円、32GBモデルが5万8065円、16GBモデルが4万7040円(いずれも税込み)。

『ThinkPad Tablet』主な仕様
OS:Android 3.1
プロセッサ:NVIDIA Tegra 2 モバイルプロセッサ 1.0GHz
メモリー:1GB(LPDDR2 600MHz)
フラッシュメモリー:64GB(183827J)、32GB(183825J)、16GB(18382QJ)
ディスプレー:10.1型ワイドIPS液晶 1280×800ドット 1677万色 ゴリラガラス マルチタッチパネル(6点)
外部ディスプレー:1920×1080ドット 1677万色(mini-HDMI接続時)
インタフェース:mini-HDMIポート、USB 2.0、miniUSB、マイク/ヘッドホン コンボジャック
ワイヤレス:802.11b/g/n
Bluetooth:3.0
カメラ:前面200万画素、背面500万画素
カードスロット:3 in 1 メディアカードリーダー(SD、SDHC、MMC)
ボタン:パワーボタン、ボリュームボタン、ローテーションロックボタン、ホームボタン、バックボタン、ブラウザボタン
本体サイズ:W260.4×D181.7×H14.5mm
本体重量:約759g
バッテリー使用時間:約9時間
充電時間:約7時間(ACアダプター)
主な付属品:ACアダプター、タブレット・ペン

『IdeaPad Tablet K1』 本体カラーは写真のホワイトのほかにレッドをラインアップ

『IdeaPad Tablet K1』は、ゲームや動画などエンターテインメント用途を想定した個人向けモデル。本体は厚さ13.3mm、重量約750gで、10.1型ワイドHD液晶を搭載。ウェブカメラは前面と背面に搭載します。フルサイズのカードスロット、mini-HDMIポートを搭載する『ThinkPad Tablet』に対して、こちらはmicroSDカードスロットとmicroHDMIを採用。CPUは『NVIDIA Tegra 2』デュアルコア、1GBのLPDDR2メモリーと32GBのSSDを搭載。バッテリー駆動時間は最大約8.6時間です。

『4 in 1 OFN(Optical Finger Navigation)』ボタン

操作ボタンには、『4 in 1 OFN(Optical Finger Navigation)』ボタンを採用。上に指をスライドさせると「メニュー」、下にスライドさせると「戻る」、押すと「ホーム」、長押しするとスクリーンキャプチャーとして動作します。

チャージャードック カラフルなケースカバー

周辺機器は、横置きにできるチャージャードック、カラフルなケースカバーのほか、スクリーンプロテクター、スリーブ、ヘッドセットをラインアップしています。本体価格はオープンですが、5万円前後、「たぶん5万円を切る」(同社)とのこと。

『IdeaPad Tablet K1』主な仕様
OS:Android 3.1
プロセッサ:NVIDIA Tegra 2 モバイルプロセッサ 1.0GHz
メモリー:1GB(LPDDR2 600MHz)
フラッシュメモリー:32GB
ディスプレー:10.1型ワイドIPS液晶 1280×800ドット 光沢あり マルチタッチパネル(10点)
外部ディスプレー:1920×1080ドット 1677万色(microHDMI接続時)
インタフェース:microHDMIポート、マイク/ヘッドホン コンボジャック
ワイヤレス:802.11b/g/n
Bluetooth:2.1+EDR
カメラ:前面200万画素、背面500万画素
カードスロット:microSDカードリーダー
ボタン:パワーボタン、ボリュームボタン、ローテーションスイッチ、4 in 1 OFNボタン
本体サイズ:W264×D189×H13.3mm
本体重量:約750g
バッテリー使用時間:約8.6時間
充電時間:約3.6時間(ACアダプター)
主な付属品:ACアダプター、ケーブル、microSDリリースピン
本体カラー:ホワイト、レッド

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 企業向け『ThinkPad Tablet』と個人向け『IdeaPad Tablet K1』 レノボ・ジャパンが10.1型Androidタブレット2製品を発表
access_time create folderデジタル・IT

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。