1枚の紙、そして一人の自由な空間。Macのエディタ"Byword"

書くための1枚の紙が欲しい。
私がエディタに求めていることはこの言葉に集約されます。MacアプリでもiPhoneアプリでも。今日はMacのエディタアプリ"Byword"を紹介します。書くことに集中させてくれる、シンプルで美しい。そんなエディタです。


"Byword"はLionのフルスクリーン機能に対応したエディタです。真っ白な画面の中央にテキストを入力していくことができます。そして画面の下には入力した文字数が表示されます。それだけ。

このアプリの素晴らしさ。それは、文章を書くために必要でないものが削ぎ落されているというところです。実はこのエディタに決める前、たくさんのメモ・ノート・エディタ系アプリを試してみました。そこで気づいたんです。私が書くときに必要なのは、過去に保存したメモのリストでも、タグに色を付けてくれたりする機能でもなく、ただ書かせてくれることなんだ!と。私が欲しかったのは1枚の紙だったんです。

1枚の紙に必要な機能なんてほとんどありません。"Byword"の機能と好きな点を説明します。

  • フルスクリーン機能に対応
  • フォントの変更が可能
  • テキスト全体の文字数カウントが表示される
  • 選択したテキストの文字数カウントも表示される
  • 検索モードやフルスクリーン解除のアイコンが消える
  • シックなアイコン

もちろんDockに置くアプリの仲間入り。それだけでは足らず、常に立ち上げておくことに。"Byword"は3本指スワイプで現れる真っ白な紙です。一人の自由な空間なのです。

Macのエディタアプリを使う際に

いくつかのエディタを使いながら気づいたことなのですが、Macのエディタアプリ(特に海外製)で日本語を入力すると、文字が上下にカタカタ動いてしまうことがあるんです。文章ではわかりづらくて申し訳ないです。。このアプリ"Byword"も最初はそうでした。"Ommwriter"という素敵なエディタでも。
"Byword"ではそのカタカタを回避する方法があったので、共有します。解決策は簡単。設定でフォントをヒラギノにしてください。(たぶん日本語のフォントにすればOK。)カタカタもなくなれば、より集中力もあがって文章と向き合うことができますね。


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